「この世は腐っている」と。絶望した君へ
ふと、小さな失望が大きな絶望へと変わる。
ポイ捨てされたゴミ
ぶつかっても何も言わない通りすがりの他人
綺麗にカットされるテレビメディア
Twitterに流れる、いい大人の汚れた呟き
言葉のナイフが振り回される教室
知らない人は知らない人のまま過ぎ去る毎日
人間が当たり前に見落としている失望のかけらが、「きっとこの世は私が何をしても変わらないのだろう」という絶望感に浸らせる。
汗水流し時間を費やした部活動も、
今まで握ったペンでできた右手人差し指のタコも、
大衆にすごいと言われてきた実績も、
それは世界を変えたのだろうか?
あの有名なスティーブ・ジョブズはiPhoneを作って、この世を変えたかもしれない。
でも、それは人間の生き方を少し変えただけで、この世の生物が皆、幸せになったかと聞かれればそうではないし、あの人がいなかったら時代は変わっていたのか?と聞かれればわからない。
そもそも人間という生物自体、いてもいなくても地球は回り続け、時が来たら消滅する。
人間という小さくてちっぽけな存在に生まれた私たちは一体何のために生きているのだろう。
そうやって、
眠れない夜に思う事がある。
きっとそれは私だけじゃないと思う。
この記事を読んでくれているあなたも
一度はそんなことを考えた事があるだろう。
考えれば考えるほど意味がわからなくなって、
頭がグルグルしてしまうから、
いつも考えるのをやめるけれど、
今日は一緒にこの考えに向き合ってみよう。
私たちはなんのために生きているのか?
私たちはなんのために頑張るのか?
そんなことを聞いても誰も正解を知るはずがなく、学校でも教わる事ができない。
ただ、それっぽいものを求めて、
100年近くただ死なないでみる。
確かに、生きてゆく中で、
嬉しいとか、楽しいとか、
過程の中で得る感動があり、
生きていてよかったと思う瞬間がある。
でも同じように、
悲しいとか、苦しいとか、
過程の中で得る辛さもあり、
何で生きているのかわからなくなる瞬間もある。
だから、やっぱり正解が見つからない。
私たちは誰かのために一生懸命頑張っても、その人の負の出来事をすべて取り除いてあげる事はできない。
相手が恩を仇で返すような事があれば、私たちは勝手に被害者ぶって「あなたのためにここまでしたのに」と、嘆く。
世界は変わらない
それでも
私たちは世界を変えようとする
私がこんなことを言わなくても、世界が変わらないなんて、あなたもわかってたいたよね。
でもね、宇宙とか地球規模で世界を変えられなくても、自分を変えることはできる。
自分を変える力が身についたのなら、他人を変えることだってできるようになるし、その他人がまた別の他人を変えてくれる。
そしたら、
一つの教室から、
家庭から、
職場から、
世界が変わっていくかもしれない。
流行りもそーゆーものでしょ?
誰かが作ったものを誰かが可愛い!って別の人に発信して、みんなが変わってゆくの。
世界を変えるってその原理となんの変わりない。
流行りを作り出すって考えたら、ちょっと難しいかもしれないけど、
私たちの役目は自分の意志を持って発言や行動をするだけ。
世界を変えようなんておっきなこと思ってたら、変わる前に自分が死んじゃうよ笑
だから、自分の想いを大切にして、
小さな発言や行動をしてみよう。
それだけでいい。
そしたらあなたの見える世界が絶対変わるから。
私も頑張るよ。
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