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Never too late for you,EDIE

カバー画像は以下、本作のHPより。
感想を記載するにあたり、一部ネタバレを含みます。


あらすじ

30年間、夫の介護に人生を捧げてきた83歳のイーディ。そんな苦労も娘からは理解されず、老人施設への入居を勧められ、人生の終わりを感じていた。そんな時、町のフィッシュアンドチップス屋で「追加の注文をしても良い?」と聞いたイーディに、「何も遅すぎることはないさ」と答えた店員。その言葉に閃いたイーディは、かつての夢だったスイルベン山に登ることを突如決意し、たった一人でロンドンから夜行列車に乗りスコットランドへ。偶然出会った地元の登山用品店の青年ジョニーをトレーナーとして雇い、山頂へ登る訓練を始める。イーディの偏屈な態度が災いし、最初は喧嘩を繰り返しながらも、ジョニーの丁寧な指導により、登山グッズの使い方やルートの確認と共に、人に頼ることの大切さも学んでいく。そして準備を整えたイーディは、ついにスイルベン山へ向かうー。

公式HPより

こんな人にオススメ

思い切って新しいチャレンジをしたい
山や自然が好き
今いるor過去いたコミュニティで息苦しさを感じたことがある
一人旅が好き
人に頼ったり甘えるのが下手くそ
色々疲れた

Never too late案件

このNever too lateの言い回しを知ったのは、高校生の英語の授業だったと思う(うろ覚え)それ以来ずっと好きな表現で、目にするとそのNever too lateの対象がなんなのか引っかかる設定になっていて

本作を発見してあらすじを読んだ時もすぐに「はっ!これはNever too late案件では?」とすぐにアンテナが反応したのでした。


田舎ライフのエグみ

田舎に泊まろう系や地方移住系番組では放送されない部分。

規模の小さな田舎で暮らすエグみが、ジョニーとイーディがバーで飲んでいる数分のシーンにギュッと凝縮されてたなぁ…

「ここはいいところね」と褒められた時のジョニーの返答と苦虫を噛み潰したような表情を見て、ジョニー寄りの視点でこの映画を見始めた気がします。

苦しそうなジョニー…

圧の強い彼女(苦手)

ジョニーの“タマを握っている”彼女のフィオナさん。

彼女はとってもエネルギッシュで行動力があり、企画をしたり推し進める能力には長けている女性のようです。アウトドアショップの拡大についても、相談しながら…とかではなく、あくまでも自分の描いた未来予想図に周囲の人間を当てはめていくタイプ(感想文なので偏見濃度調整なし)

圧が強い…

超苦手。

割と前半から滲み出ちゃってるけど、ジョニーはおそらく根が真面目で優しいイイヤツ且つ自己主張もあんまり強くないマイルド男子なので、圧強系未来予想図女の餌食にもってこいなんだろうなぁ…(感想文なので偏見濃度調整なし)

大丈夫かジョニー…

差し出された親切の中身

基本的には性善説で旅したいけど、実際やべぇ奴は一定数いるので平和ボケしてると恐ろしい目にも遭いかねない。

差し出された親切を素直に受け取るか、警戒してお断りするかの判断を瞬時に迫られる経験も一人旅の醍醐味っちゃ醍醐味だけれども…

などと、昔の旅の色々を思い出させてくれる場面もたくさんありました。


その他感想

For  all those years! That’s all I did! Nothing else!
娘と口論になった雨の日にEDIEが叫んだフレーズです。

この時のイーディの目と、カフェでタイトルの
“Never too late for you,EDIE”を聞いた後の目
装備を揃えた後の彼女の目

イーディ役のシーラ・ハンコックさんは目の色がとってもキレイで、目周りの表情の変化が印象的でした。


また、ジョニーが砂浜で登山ルートのステキな模型を作ってくれた場面にて

By the way,don't forget yourself

そう言ってジョニーはイーディに石を渡したけれど、映画を見終わってyouもやで!って思ったのでした。

イーディに感化されてジョニーが人生のギアチェンジして、ため息よりも笑顔の多い日々を過ごしていてくれたらいいな。

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