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【基本情報技術者3問】OSI基本参照モデルはあまり出ないけど覚える

「アプセトネデブ」をお経のように唱えてますか?

「どの層でしょう」と問う問題はほとんど出ませんが、通信プロトコルちゃネットワーク機器に密接に関係するので、しっかり抑えましょう。

とはいえ、いきなり7つは多いので、まずは上1つ下3つぐらいで良いですよ。

  • アプリケーション層:利用者に最も近い

  • プレゼンテーション層

  • セション層

  • トランスポート層

  • ネットワーク層:IPアドレスを見る

  • データリンク層:MACアドレスを見る

  • 物理層:コネクタの形状や電気信号など

以上の層と、前回までのNote >>通信プロトコル<<  >>ネットワーク機器<< を学習しておいてくださいね。


なお、このNoteは私が専門学校で教えてきた指導経験と970点合格をした実績に基づいていますので、ちょっとでも信用してくれたら嬉しいです。




問題演習


OSI基本参照モデルの第3層で、通信の経路選択や中継をする層はどれか。
ア:セション層 
イ:データリンク層 
ウ:トランスポート層 
エ:ネットワーク層 

「基本情報技術者試験 平成27年秋問31」より改変

正答はエ。



OSI基本参照モデルのネットワーク層の説明はどれか。
ア:データ伝送のルーティングや中継などを行う
イ:最も利用者に近い層で、ファイル転送や電子メールなどの機能が実現される
ウ:物理的な通信媒体の特性差を吸収する
エ:隣接ノード間伝送制御手順(誤り検出、再送制御)を提供する

「基本情報技術者修了試験 令和4年度7月」より改変

正答はア。



「基本情報技術者修了試験 令和4年度12月」より改変

正答はウ。

捨てても良いです。ただしL2TPは「第2層かな?」、できれば「IPは第3層だったな」も分かると良いですね。

ここで重要なのは、「VPNってプロトコルが、色んなプロトコルを取り込んで構成されてるんだな」ってことです。このように構成できるように層分けされてるんですね。




まとめ


OSI基本参照モデルの7層は、実感が沸かないですよね。

特に「第4層~第6層ってどんな役目?」「どんな用語に注目するの?」と掴みどころがありません。また、「そもそも、なんで7層に分かれてるの?」とも思っちゃいます。

とはいえ、理解には歴史や実際の構成を知る必要があります。興味があれば学べば良いですし、働いてから分かっていく部分もあります。

今回のように、試験に出る問題を中心に「世界がそうなっている」と受け入れるのが良いです。結局試験問題が解けないと直近の意味はないですからね。

ちょっと無責任気味な話になってしまいました。


次のNoteへ学習を進めてくださいね。

\力試しは修了試験で!4回分の解説です/


p.s. 普段は >> 専門学校とIT就職のブログ << をやってます。

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