蛇8年 大蛇軍→趙燕領、丸難攻略戦
趙燕国はすでに報告に上がっていた蛮軍からの侵略に対して大規模な防衛陣を築いた。しかし、まさか大蛇国から侵攻を受ける想定はできていなかった。
昨年共闘して蛮国を討ち入った事実があったため、対大蛇国防衛陣は軽薄そのもので、ほとんど形式的な防衛しかしていなかった。
しかし、予想とは反してなんと、大蛇国は筆頭将軍の青大将大将軍が大軍を率いて趙燕領に侵攻してきた。この軍勢に対応できる武将は対大蛇防衛戦には在籍していなかった。有力な将のほとんどは対蛮軍へ向かっていた。
仕方なく、この場にいた最年長の安氏将校が総大将を務めた。以下、当時の戦況を中継します、📹
☯1日目
先に侵攻を行った大蛇軍を紹介する。
・総大将:青大将大将軍 (14)
・副将:鎖蛇大将軍 (12)
・第一軍長:蛇道大将軍 (11)
・第二軍長:足進将軍 (10)
・第三軍長:蛇活将軍 (10)
以下、将軍4名の総勢9将で構成される軍。
次に防衛する趙燕軍を紹介する。
・総大将:安氏将校 (7)
・副将:趙毅将校 (7)
・第一軍長:姜勝将校 (7)
・第二軍長:修羅将校 (7)
・第三軍長:豊符大夫将校 (7)
以上5将で構成される軍。大蛇軍に対して不利な戦況である。
趙燕国は大蛇国からの侵攻は予想できていなかった。
その為、対大蛇国への防衛陣はかなり手薄その物だった。大将軍格の将は布陣せず、将校が主となり物見をしていた。
しかし、実際は大蛇により侵攻された為、現場の将校等が対応するしかなかった。
以下、布陣図である。
今回大蛇軍は青大将が総大将を務めた。
そしていつも総大将に任命されていた鎖蛇が副将という立場である。
青大将の性格上、この戦を速戦即決に終わらせる気概を感じられた。
これに対応する趙燕軍は将校格のみなので、身震いせずにはいられなかった。なにせ相手は百戦錬磨の青大将大将軍である。
開戦早々、趙燕軍は圧倒的に押し負けていた。
なにせ、交戦を想定した軍勢ではないからである。
数日粘り、本国からの援軍を期待するしかなかった。
そんな中、大蛇軍で最も趙燕軍を押していたのは、大蛇軍左翼の軍勢で、趙燕軍の豊符大夫に大きく迫っていた。
以下当時の布陣図である。
この猛攻により、豊符大夫は大蛇軍第三軍長の蛇活将軍により討ち取られてしまった。
なんとか食らいつくため、趙燕軍総大将自ら、蛇活を追うも全くそれが叶わなかった。
なんと、開戦初日から趙燕軍は軍長の一角を失ってしまう形となった。やはり圧倒的劣勢の状況は変わりなかった。
☯2日目
本国からの援軍があるかどうか分からないが信じて必死に戦うしかない趙燕軍に悲報が届いた。
それ、本国は対蛮軍に余力を使い果たして、これ以上の援軍は望めないとの知らせだ。
こうなれば趙燕軍はなんとか被害を最小限に撤退する方向性で動くしかなくなった。
今回の趙燕軍の副将、趙毅は趙燕国の大将軍の一角を担う趙楽大将軍の弟であった。
兄の地位に並ぶべく地方で着実に武功を重ねていた最中、こんな事態になってしまった。
そして今回の戦での副将という立場も本人にとって全軍の命を背負う者として重くのしかかった。
趙燕軍はいくら劣勢に立たされていても、総大将を討ち取ることができれば戦に勝利できる。
これを期待し、趙楽将軍趙燕軍総大将、安氏と共に青大将に向け突撃した。
しかし、青大将にとってはこの二人を相手にする事など、まったく造作のない事であった。
青大将は適当にいなしながら、勝手に突っ込んできた敵軍総大将を討ち取ろうとした。
そして、大蛇軍第一軍は趙燕軍の本陣に食い込もうとしていた。
そこに布陣していた趙燕軍第一軍長、姜勝の軍勢が脇腹を突かれる形となり、かなりの苦戦を強いられた。
以下、当時の布陣図である。
蛇道大将軍はたやすく姜勝に迫り、これを討ち取ってしまった。
趙燕軍の最前線で奮闘していた総大将の軍勢も、かなり押し負けてはいたが、かろうじて青大将に一太刀入れることに成功した。
圧倒的な格上の将に対して、この戦果は上々であり、趙燕軍の士気は上がった。
☯3日目
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