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永乱11年 羽如国→秦国31番領、賀桟攻略戦

羽如国は聖国が亡国してしまった事により、最強の座を秦国に奪われた。この対応として、秦国の国土を大きく削るには一番守りが手薄な31番領、賀桟を侵攻するしかなかった。

ここで侵攻に成功したら羽如国の粘り次第では十分天下統一が見えてくるからである。

勿論秦国もそれを重々承知の上で、ほぼ全軍にてこの防衛戦に臨んだ。

以下この戦の軍容を紹介する。

〇羽如軍

・総大将:青大将大将軍(16)
・副将:黄大将大将軍(14)
・第一軍長:金大将大将軍(14)
・第二軍長:虎武羅大将軍(13)
・第三軍長:一気大将軍(12)

以下大将軍7名、将軍13名、将校8名
総勢33名

〇秦軍

・総大将:王騎馬陽大将軍(15)
・副将:東海眼藻大将軍(13)
・第一軍長:翔王大将軍(12)
・第二軍長:千空大将軍(12)
・第三軍長:阿修羅大将軍(11)

以下大将軍3名、将軍23名、将校1名
総勢46名

☯1日目

秦軍が数の上で優勢の中、両軍守りの布陣ではなく突撃を意識した陣形で布陣した。開戦初日より積極的な攻勢布陣をするという事はお互いこの戦を短期決戦で済ませようとしている意識の顕れであった。

秦軍の主攻隊長として、最前線に立っていたのは第一軍長翔王大将軍であった。翔王大将軍は、先の戦の聖国首都攻略戦でも大いに活躍して大将軍に昇格した秦国大将軍格の中で最も若い将である。

一方、羽如軍の主攻隊長は羽虫大将軍であった。彼もまた先の戦の聖国首都防衛戦で同盟軍の有力な将軍として活躍し、帰国後大いに論功を受け大将軍に昇格した大将軍であった。

彼らは両方同格の大将軍で、武力も互角とされていたので両軍緊張が高まっていった中、彼らの突撃指令で戦が始まった。

その中で、先に敵陣にたどり着いたのは秦軍であった。

これに対する羽如軍の防衛陣の指揮を執っていたのは第二軍長虎武羅大将軍であった。彼は永乱元年より羽如国の将として大いに羽如国を支えてきた老将である。

虎武羅大将軍は広範囲の横陣を展開し、秦軍を包み込むように兵を動かして、着実に秦軍の勢いを削った。
しかし、それでも秦軍の勢いは凄まじく犠牲は出てしまった。防衛陣一端の指揮を執っていた水蛇将軍の元に、秦軍将校永政志功が迫り、水蛇将軍を討ってしまった。

一方、次に羽如軍も敵陣に到達し、秦軍の防衛陣を削っていった。

なんと秦軍より数の上で圧倒的に劣っている一方、羽如国はかつてより積極的に戦いを興してきた為、将個人の戦の経験値が非常に高く鬼のような侵攻を見せた。

これにより、秦国防衛陣に居た将校も討ち取り、この日は両軍様子見といった日であった。

☯2日目

日が明けて、この日も両軍激しい乱戦を繰り広げることは無く、お互い様子見という形になった。

両軍軍長の出陣は無かったものの、羽如軍からは羅武羅大将軍が殿として出陣して、秦軍からは律会将軍が前線の指揮を執り行っていた。

この日は秦軍、羽如軍共に一名の将の犠牲はあれどやはり激しい戦にはならなかった。

☯3日目

この日はこれまでとは一気に雰囲気が変わった。
いよいよ、お互い探り合いの戦を脱するために動いていた。

この流れが将から兵に伝わりやがて敵軍も同様にこの日は激しい戦いになるであろうと予想し、士気が高まった。

その理由の一つに秦軍からはやはり総大将、王騎馬陽大将軍が殿に立っていた事であった。

秦軍総大将に対し、応戦したのはガラガラ大将軍であった。実力こそ、王騎馬陽に劣れど彼もまた、永乱1年より羽如国で活躍していた蒙将である。

その副官として2日目に活躍した羅武羅大将軍の姿もあった。羅武羅大将軍はすでに前線に立っていただけあって秦軍の様子も的確に把握していた。

故に羅武羅大将軍が主となり秦軍総大将の勢いを削りに尽力した

しかし、努力もむなしく王騎馬陽の快進撃は続き、見事羽如軍防衛陣の指揮官を務めていたガラガラ大将軍を自らの手で討ち取った。

王騎馬陽につき従っていた、副官の陽人将軍もまた活躍を見せ、羽如軍における大将軍昇格間近と期待されていた葉蛇将軍を討ち取った。

一方、羽如軍の突撃隊長は赤蛇大将軍が務めていたが、防衛陣からガラガラ大将軍が討たれたことにより急遽羅武羅大将軍の軍勢も突撃隊へ加わった。

これにより突撃陣営から別動隊を派遣する計画で秦国総大将を直接挟み込んで討とうとした。

しかし、突撃隊の隊長の赤蛇大将軍は本来攻撃型ではなかった為、敵軍の目くらましとして進軍した。敵軍の防衛陣の目をくらませておくことで王騎馬陽が窮地に陥ってもその援軍派遣を阻むためのものであった。

ここでもう一つの突撃隊が背後より王騎馬陽大将軍の勢いを挟み撃ちにする計画が成功すると、必ず秦軍総大将の首を狙えるはずだった。

これに従い、赤蛇大将軍が殿を務めると見せかけ、秦軍防衛陣に突入する間際に羅武羅大将軍率いる隊が離脱し、王騎馬陽大将軍めがけて進軍した。

赤蛇隊は計画通り秦軍防衛陣に突入し、王騎馬陽を挟み込む計画には成功した。

しかし、それでも尚、秦国総大将の勢いを削ることが出来なかった。


羅武羅大将軍はまともに王騎馬陽と取り合うこともできず末端の将校1名を討っただけであっさり敗戦して羽如軍本陣へ舞い戻った。

さらに赤蛇大将軍も攻撃型ではなかった為、数人の末端将軍と将校を討った程度で大きな首級を挙げることができなかった。

これにより現時点で、秦軍が優勢となった。

☯4日目

この日、両軍突撃隊の殿を務めていたのはなんと、総大将であった。

秦軍からは総大将、王騎馬陽大将軍。羽如軍からは総大将、青大将大将軍。この姿はこの日お互いが戦を畳みかける覚悟を物語っていた。特に羽如軍総大将、青大将大将軍は3日目の羽如軍の醜態が気に入らず自ら戦を畳みかけようと血眼になっていた。

王騎馬陽大将軍の副官を務めていたのは第二軍長千空大将軍と大将軍昇格に最も近いとされている騰仏毅将軍と元浪国の将軍田那加広輔であった。

一方、羽如軍総大将の副官を務めていたのは副将の黄大将大将軍と第三軍長一気大将軍であった。

羽如国からはまず副将の黄大将大将軍、第三軍長一気大将軍連合隊が突撃した。

これによりすぐさま、張棟翔将軍と蝶貝将校が討たれてはしまった。張棟翔将軍は永乱1年から秦軍で着実に昇進してきた将軍であった。しかし、彼らは要ではなかったので、それまでおおきな打撃にはならなかった。

これを見て、秦軍からは総大将王騎馬陽が進撃した。
その副官で元浪国の将軍田那加広輔が共にした。

王騎馬陽が自ら羽如軍第三軍長一気大将軍と交戦し、他の副官千空大将軍騰仏毅将軍連合隊が活路を開いたことにより、副官の田那加広輔将軍が間をすり抜けた。

あまりにも強力な秦軍の攻勢に圧倒され、羽如軍総大将、青大将大将軍の元に駆け付け、しばらく討ち合ったが、見事羽如軍総大将を討ち取った。

これにより秦国勝利となった。

秦国戦勝


以下、今回の戦で用いたログである。ここにはすべての戦闘ログがあるので、各国どのような将軍が出陣していて、具体的にどんな強さであるかが記載されてある。ぜひ今後の戦で役立ててほしい。

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