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怪我をしない方法

スポーツトレーナーとして長らく働く中で気づいた事がある。

治療だけでは最善ではない

役割にもよるが
治療を行っていると何度も同じ様な箇所、同じ様な症状を訴える選手がいる。

良くなってはまた悪くなってを繰り返す中でこれは治療だけではより良いパフォーマンスを発揮させる事は難しい(少なくとも私の能力では)。

もっというと
治療だけしててもパフォーマンスは向上しない

怪我を治せても
コンディションや復帰の過程、運動方法など多くの要因があり「怪我」をするので
初期の介入、治療だけをしてもダメなのだ
多くのファクターがあり「怪我」をするので
多くのサポートが復帰からハイパフォーマンスにも必要でそれがケアや治療だけではなく、初期リハやアスリハ、ストレングス、フィジカル、スキル、練習の負荷、試合の負荷など全てベストなサポートが出来て怪我リスクを抑えてハイパフォーマンスに持っていける、怪我をしない方法も同じ。

絶対怪我をしない方法は運動をやらない事で
絶対に怪我をさせる方法は運動のやり過ぎだ。


勿論
プレーしながら治したり
プロであればどこも痛くない状態が年間通してないという事は稀で
大小どこかに痛みを抱えている状況がある。

時にはそのサイクルから悪い方に転がり大怪我になる事もある。
それはリスクを抱えた状態という事である。

これまで常に向上して欲しいという思いで仕事をする中でジレンマに感じる事があった。


怪我をしない為にはまず人間として健康である事が基本にあります。
なので基本的な事を当たり前に行いわないといけません。
その中で大切なのが

睡眠 食事 運動

これが出来ていないのに障害予防のエクササイズなどを一生懸命やってもマイナスをプラスに近づける努力となってしまうので、プラスを更にプラスに変える為には睡眠、食事、運動の健康の基本の向上に努めます。

睡眠は心身の疲労回復を行います。
食事は動く為のエネルギー補給と回復の為
運動は身体の発達と自律神経のコントロール
などと健康に多くのメリットがあります。

プラスαで娯楽があると良い場合もあると思います。でも食事を楽しめたり、運動を楽しめたりすると必要ないかも知れません。


そして次は機能不全
身体が本来持っている動きや働きなどの機能が低下、又は無くなっている状態で運動をすると怪我のリスクが高まります。
デスクワークで固まった肩首のままキャッチボールをすれば肩や肘、腰などを痛める可能性がある事はイメージ出来るのではないでしょうか。
これは内科的な問題も関係あります。
例えば風邪を引いていると呼吸に影響が出る時があります。酸欠は筋肉を硬くしますし判断力を低下させるので怪我のリスクファクターとして考えられると思います。

機能障害に関連しますが
既往歴も大きなファクターとしてあります
既往歴とは過去の怪我です
怪我すると繰り返しやすくなるというのはココです。

例えば肉離れ
損傷した箇所は小さければ残らないかも知れないが適切に治療を行わないと瘢痕化といてってしこりになる。瘢痕化すると伸縮性が低下するので筋肉に負荷がかかると患部もしくは周囲が損傷可能性が高くなる事になる。
足首の捻挫の場合は
一度損傷した靭帯を適切に治療出来ていないと靭帯が機能せず関節の安定性が低下して同じ方向に再度捻挫する可能性が高まる。だから繰り返しやすくなる。

そして運動量
どんな完璧なフィジカルコンディションでも運動量を間違えたトレーニングを行うと絶対に怪我や不具合が出る。
でもトレーニングをしなと上手く、強くなれない。
練習はやればやるだけ上手くなる。
練習量は嘘つかない
それは間違えないと思います。
特に新しい事を始める時は質より量です。
ベテラン選手になるまで量をどれだけこなせるかという部分が上手くなるポイントではないかと考えています。

だけど、怪我をしてしまったら、それも大きな怪我をしてしまったらもったいないです。
プレー時間が減ってしまうし、後遺症として一生付き合っていくとなるとそれにも気を配らなければなりません。
ですがベテラン選手はなんらかの問題を持っているものですが。

基本的な健康
機能不全
既往歴
運動量

その他道具や気候などリスクはいろいろありますが私はトレーナーとして怪我を減らすために上記の4つを意識しながらサポートしています。

治療だけではなく、あらゆる面から怪我の予防が出来ると長い時間スポーツを楽しむ事が出来ると思います。


公式アカウントがあります。
ご登録して頂くと無料でご相談が可能です。
是非ご登録頂き自信のハイパフォーマンス時間を長くスポーツを楽しんで頂ければと思います。

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