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2020年7月の記事一覧
日本酒道の入り口として 『いつも、日本酒のことばかり。』
ほぼ毎日読書をし、ほぼ毎日「読書ログ」を書いています。350冊目。
明けても暮れても日本酒のことばかり考えているという著者による、日本酒への思いやこだわり、取材をすることで得た酒造りの裏話などをまとめた1冊。そのボリューム、なんと300ページ超。
『いつも、日本酒のことばかり。』(山内聖子)
本書は、いわゆる日本酒に関するあらゆる薀蓄を集めたような専門書ではない、日本酒全般を話題にしたエッ
これは日本酒文化の底上げを狙う啓蒙書だ 『最先端の日本酒ペアリング』
ほぼ毎日読書をし、ほぼ毎日「読書ログ」を書いています。348冊目。
フードペアリングといえばワインの世界を思い出すのだけど、日本酒については、そこまで盛り上がる話題ではなかった。
本書では、日本酒とあわせて語られる事の無かった料理とのペアリングについて、これまでの常識や伝統なんぞは一旦脇に置いておき、実際に口と鼻で体験した膨大な組み合わせと、科学についての知識から著者達がコレだと見つけ、実際に
【酒ログ】 醸し人九平次 純米大吟醸山田錦 (愛知県名古屋市 萬乗醸造)
飲んだ日本酒の記録を残します。
今日は東京に梅雨明け宣言を出しました。ワタシが。今日の東京は、微妙に暑いのだけど、暑すぎない。湿度は有るようで無いようで。晴れもしない、雨が降って熱をさらうような事もない。何もかもが中途半端で面白くない天気。こんな日は爽やかで華やかな酒がのみたい。九平次がのみたい。よし、開けて飲んでしまえ。ということで、ー5度のチルドから出してスグに飲むと爽やかなパインのような甘
【書評】 日本酒を世界に羽ばたかせた 『「獺祭」の挑戦 山奥から世界へ』
ほぼ毎日読書をし、ほぼ毎日「読書ログ」を書いています。364冊目。
「獺祭」という酒はメディアにも登場することが多いと思うので、ご存じの方も多いのでは。
何故か日本酒好きや、蔵の方々には獺祭を露骨に嫌う方も多いのだけど、私は割と好きです。飛び抜けて美味いとは思わないけど、なんというか、スタンダードな味だし、味が一定でブレが無い、10年近くほとんど同じ味わいで作り続けているのではないかな。
実