自分が影響を受けているストレッサーに気づく大切さ

 みなさまお疲れ様です。セルフケアハイカーの彩です。今回は自分に影響を及ぼしているストレッサーに気づくことのメリットについて綴っていきたいと思います。

ストレスについて

 まずはじめに知っておく必要があるのはストレスというものにはその大きさに違いはあれど誰でも生きている中で必ず受けているものであるということです。

つまり、私たちがこの世から亡くならない限りは生きている間、ずっとストレスにさらされているのです。

過度なストレスは体や心に悪影響が出てしまいますが、程よいストレスは良いパフォーマンスをしていく上で欠かせない存在です。

現代はストレスコーピングなどという言葉で表現されるように、ストレスによっては自分の力でコントロールできるものもあります。

時には専門家や第三者の力を頼る必要性がある場合がありますが、まずは自分が影響を受けているストレッサーに自分の力で気づくということがとても大切になってきます。

まずはじめに、自分のストレスレベルやストレスを受けているものに敢えて意識を向けましょう。

ストレスのレベル分け

ストレスのレベルはある程度分けることができます。

①激しいストレス

→自分の力では対処できないレベルのもの

②中くらいのストレス

→生活に支障はきたしてはいないが、心にずっと引っかかっているストッパーとなっているもの

③意識しないと気付かないくらいの小さいストレス

→「あ、そういえばやらないといけないことだった。」といったような優先順位は低いけれど少なからず負荷がかかるもの

ざっくりですがこんな感じに分けられるかと思います。

そしてストレスは自分が置かれている立場やライフステージによって変化していきます。

例えば、①の激しいストレッサーの場合は災害、犯罪被害、暴力、詐欺、治療が必要な病気などがあげられるでしょうか。これらはかなりストレスが大きく自分だけの力で対応できるものではなく、専門家や第三者に助けを求める必要があります。

そして、②の中くらいのストレッサーの場合は、試験を受けること、職場の人間関係や家族の不仲、仕事の重圧など即解決することが難しいものなどが挙げられます。

③の意識しないと気付かないくらいのストレッサーは様々ですが、加湿器の水を変えなきゃいけない、服にティッシュ入れたまま洗濯しちゃったなど、一見すると些細なことのように思えるものなどです。

自分が今抱えているストレスをレベル分けすることで、優先順位を知りやすくなるのでオススメです。また③のような小さなストレスでもしっかりと拾って気づく時間を作れるとよりGOODです。

ストレッサーの種類

ストレッサーはある程度自分なりに分けて考えることもできます。

物理的なストレッサー:天気や気圧の変化、災害など
人間関係:近所に苦手な人がいる、一緒にいると疲れる人がいる など
お金や生活面:副業を始めたけど収益化につながらない、生活費を稼ぐだけでもきつい、仕事が忙しすぎて家事が疎かになってしまう など
体や心の悩み:人と体型を比べてしまう。落ち込みやすいけれど相談相手がいなくて辛いなど
家庭環境:夫婦関係がうまくいっていない、親と上手くいっていない、子どもへの接し方がわからない、兄弟との不仲、育児ストレス、家事の負担が大きい、介護のストレス など
仕事:上司と折りが合わない、部下への教育が難しい、同僚の成長と自分を比較してしまう、仕事量が多すぎる、残業が多い など
学校:受験、部活の人間関係、テスト、リモート授業、校則が厳しい、仲間外れ、いじめ など

このような形で自分なりにカテゴリーを作って分けてストレス要因を整理して考えることもできます。

自分の思考のぐるぐるを整理する

私たちは無意識にも意識的にも自分の頭の中で物事を考えます。

しかし、頭の中で考えることで対処できればそれに越したことはないのですが、感情的になってしまうと自分のことをコントロールできなくなって望んでいなかった方向へ進んでしまうことがあります。

生きている限りストレッサーは誰にでもあるため、まずは今の自分に影響しているストレッサーを小さなことでも良いので携帯のメモや日記などに書き出してみましょう。

例えば、イライラ日記や気がかり日記、ストレス日記などとして自分が今受けているストレスを自分の頭の中で溢れている状態から一つずつ拾ってあげましょう。

ストレッサーを外に出してあげる作業を行うことで、自分の思考を整理してストレッサーから生まれる感情と冷静に向き合いやすくなります。

文章や言葉としてストレスに気づけたことで「あ、自分はこう思ってたんだ。」と客観的に自分を労わる時間を定期的に作ることができます。

私自身も実際にストレスが溜まって落ち込んだり、イライラしてしまうことがありますがそういった時にストレスを思考から日記へ移す作業をすることで手間はかかりますがとても頭の中が整理されました。

何より自分の不調やストレスの感じやすい状況などもデータとして保管できるので自分の状態を知るためにとても役立っています。

ぜひ皆さんもお試しいただけると嬉しいです。

今回も最後までお読みいただきましてありがとうございました。

みなさんにとって素敵な1日になりますように。



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