自分いじめをしない方法
みなさんお疲れ様です。Selfcare hikerの彩です。
今回は自分いじめについてのお話を綴りたいと思います。
自分いじめについて
みなさんは自分いじめをしたことがありますか?
心理学的な用語だと"自傷行為"や"自己虐待"、"セルフネグレクト"などと表されることが多いと思います。
実際に上記の言葉を連想した場合にリストカットなどで自分の体を傷つけてしまうことを想像しやすいですが、今回は思考でも自分自身を傷つけてしまうことがあるよということをお話ししたいと思います。
「どうせ自分なんか生きてても価値がない。」
「自分なんていてもいなくても変わらないんだ。」
「信用できる人なんていない。」
「別に自分がどうなったっていい。」
これらは自分いじめのごく一部ですが、このような思い、またはそれに近い気持ちになったことがある場合は自分いじめをしている可能性があります。
私も失敗してしまった時や人間関係がうまくいかなかった時によくこういった思考で自分をいじめ続けていました。
精神的な病気が原因でこのような思考になりやすい方もいるので、すぐに解決できる問題ではありませんし、このような思考になることが決して悪いわけでもなく、こういった思考になるのはストレス反応としてごくごく自然なことです。
とはいえ、上記のような思考がずっと日常で続いていると本当に辛いですし、なかなか心や体が本来の自分の力を発揮しにくくなってしまいますよね。
そのため、自分いじめをしてしまう思考の癖を治していく方法があればなあと思いまして、私なりにですが習慣にしている比較的効果的な対策をまとめてみました。
みなさんの少しでも参考になりますと嬉しいです。
①信頼できるひとを一人でも良いので見つける
相談相手がいるということは自分を助けることにダイレクトに繋がっていると感じています。しかし、そうは言っても友人や家族など身近な人に相談する人がいないという方もいらっしゃると思います。
私自身も身近な人に頼ったり、相談することが逆に怖いなあと思ってしまうことがありました。そのため、下記の方法が効果的だったので参考にしていただけると嬉しいです。
・自分なりに気軽に相談ができそうな場所やサービスを調べる
例)オンラインカウンセリングやSNSの相談所、公的機関など
敢えて第三者的なサービスの力を借りるのも一つです。実際に使わなくともいざという時にここに相談してみようという信頼出来る場所があるだけでもお守り代わりになるのではないかと思います。無料で登録だけしたり、チェックしてリスト化してみることをオススメします。
・似た価値観を持つ方々がいるコミュニティに所属してみる
いろんなコミュニティに所属しすぎるのは疲れてしまいますが、自分の好きなテーマや興味のあるコミュニティに所属することで一緒にがんばりたいなと思える人に出会える可能性は高いです。(オンラインでもオフラインでもどちらでも構いません。)
最初はそういったコミュニティに入ることにハードルは感じやすいですが、意外と入ってしまうとどうってことはないじゃんと思える場合が多いのでオススメです。ただし実際に入ってみて合わない場合もあるのですぐに退会できるかは確認した上で所属してみましょう。
②自分が抱えているストレスを文字にして見える化する
これは頭の中でぐるぐると不安になりやすい方に向いている方法です。
実際に紙などに文字やイラストとして表現することで、自分の考えを客観的に知ることができます。
「なるほどね。そんな感情なんだね。」と少し自分を取り巻いてる思考を「ふーん。そうなんだね〜」くらいに一度切り離してみることをオススメします。
その上で自分なりにできそうな行動を一つでも良いので書き出してみましょう。
そして行動したことは必ずノートや携帯のメモに記録として残しましょう。
大きいことを達成する必要はなくてどんなに小さくて些細なことでも構いません。
そして行動した時はとっておきの達成マークをつけてあげましょう。
例)花丸マークやシールなど何でも構いません。
ちなみに私はノートを一冊買って、以下の3つに絞って毎日記録しています。
TO DOリスト:その日やりたいことをリスト化
ストレス日記:些細なことでもストレスだなあと感じることを書き出す
今日の学び:その日1日過ごしたことで得られた情報や気づきなどを書き出す
TO DOリストは全部達成できなくても1つでも達成できた場合は全力で花丸をつけてます。笑
このようにしっかりと自分を褒めること、そして行動したことを記録として残すクセを習慣化することが大事です。
最近では自己肯定感を高める方法などが本やネット上でたくさん情報として上がっていますが、即効で上げる方法は正直ないんじゃないかなと思います。
私自身、失敗したらすぐに落ち込んで自己肯定感が一気に破壊されて瀕死状態になることはたくさんあるので(笑)、自己肯定感は簡単に揺らぎやすいという前提で過ごす方が安定して過ごせています。(個人差はあると思います。)
たくさん失敗したけどこれだけ自分は積み重ねているという自分実績を地道に自分の目で確認できる形で積み上げていく方が振り返りもしやすく、安心するのではないかと個人的には思います。
③自分の心の声に向き合う時間を作る
忙しすぎて自分の本心を無視して生活をしてしまうことがあると思います。
まずは5分でも良いので自分が心からやりたかったことを思い出す時間を作ってみましょう。
子どもの頃の夢でも構いませんし、なかなか手をつけられなかった趣味、挑戦してみたいことや小さな目標などなど何でも構いません。
とにかく徹底して自分の好きとかドキドキすることに集中してみましょう。
これは個人的には妄想力に近いかなあと思っているのですが、「ああそういえばこれやりたかったなあ。」「私はこれがしたかったんだよ。」という想いを無視せずに思い出してみましょう。
すぐに叶うのは難しいかもしれませんが、夢があることで少なくとも自分を裏切ることは少なくなるんじゃないかなと思います。
人は役割があることで行動し続けることができるし、知識が得られることで安定します。
そのため、たとえ他の人から笑われるような夢であっても諦めずにゆっくりと温め続けることが大事です。自分の心の底からワクワクして、自分自身で選択した夢ほど美しくて尊いものはないなあと思います。
そして明確な夢ができると具体的にどういう行動をすれば良いか作戦を練り始めることができます。この段階だけでも十分素晴らしいのですが、そうすることで自分の心や体の反応を無視しない習慣ができる土台ができます。
「あ、今自分の気持ちに嘘をついているな。」とか、「うーん、なんかこの人とは合わないな」といった感じで自分の心の声を無視する状況を極力避けられるようになってくるんですよね。
なんとなく言葉では説明が難しい、感覚的な要素にはなってしまいますが、自分なりのこれだけは絶対やりたくない、こんな生き方はしたくない、こういう人には近づきたくないというセンサーを研ぎ澄ませておくことで自分本来の奥底にある気持ちに気づきやすくなれるのではないかと思います。
最後に
頼ることや相談をすることは本当にエネルギーがいりますよね。
しかし、自分を大事に生きるためのアクションをし続けることで毎日の習慣にも変化が生まれてくるはずです。
頑張っていてもうまくいかない日があると思いますし、自分を責め続けてしまうこともこの先もあるかもしれません。
そんな時は決して無理はせずに、自分を徹底的に労ることを忘れないでください。
私は毎日をトライアンドエラーを繰り返す、RPGゲームのようなものだと思うようにしています。
瀕死状態になったらHPを回復させる必要があるように、気長に肩の力を抜きながらたくさん失敗して前に進んでいきたいですね。
今回も最後まで読んでいただきましてありがとうございました☺︎
みなさんの素敵な笑顔が溢れる1日になりますように。
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