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近藤 誠司
2024年9月23日 13:30
3年前はライブ配信プラットフォームでディレクターをしていたヨロズくんは転職して大手出版社のIP創出事業のプロデューサーになっていた。キムも戦略コンサルを辞めて起業家兼投資家になっていた。僕も個人事業主になっているし、「男子、三日会わざれば刮目して見よ」という感がある。二人に相談するにあたって、今後やりたいことを説明するために経営計画書を作った。現在の主軸であるシステム運用コンサルと研修を
2024年9月15日 18:00
個人事業主になるのは簡単だ。Freeeなどのアプリを使って必要項目を入力して、完成した書類を税務署に持っていけばいい。入力ミスなどは窓口でチェックの時に教えてもらえるので、必要なのはわからないことをわからないまま窓口に聞きに行く勇気だけである。無事に個人事業主になった僕は、元の会社で違う立場で働き始めた。これが驚くほど性に合っていた。働いてお金をもらう。もらったお金から税金や社会保険
2024年9月14日 18:00
2019年の8月。「運用設計の教科書」を出版した。その時、僕は控えめにいって怒り狂っていた。業務で得た知識を書き記したので、何かあった時に社員を守るため。ということで、著作権が会社になったのだ。長い交渉をして、権利は会社だが著者には自分の名前を載せてもらうことを勝ち取った。勝ち取った、と書くにはあまりに小さすぎる報酬だ。この小さな報酬のために、僕は疲れ果てていた。1年半、毎晩のよ
2024年9月13日 18:02
かんたんにいうと、40歳になって人生に絶望していた。3年前にサラリーマンを辞めて、個人事業主になった。その後、いろいろと良縁に恵まれて仕事は順調だった。収入は3年間増え続けているが、限界は見えていた。僕の本業はコンサルタントなので、1時間当たりの単価で収入がほぼ確定する。この単価の上限はいくらで、1か月160時間働いたとして最大の収入はこれぐらいという額が3年目にして完全に見えたのだ。