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はじめまして、関根愛です。

はじめまして。関根愛といいます。名前の「愛」は「めぐみ」と読みます。

2021年、十数年暮らした東京から鎌倉の海や山が近いエリアに住まいを移しました。「綴る・撮る」をふたつの軸に仕事をし、暮らしています。
好きなことは散歩、お灸、食べものにまつわること、ハングルの勉強です。



執筆活動

エッセイや日記を刊行しています。webショップの他、全国の独立系書店さんで販売しています。

・『やさしいせかい』(エッセイ)

やさしさ、とはなんだろう。
ほんとうにやさしいとは、どういうことだろう。
やさしかったせかいの記憶と、やさしくできなかったせかいが
ほんとうはどんなせかいでありたかったのかの告白をのこしておくために書き下ろした31の掌篇。
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『やさしいせかい』
著   者 関根 愛
表紙/挿絵 mochida ancoro
ブックデザイン Cat 佐藤 翔子
印刷/製本 株式会社イニュニック 
2023年11月11日 初版 第一刷
2024年7月17日 新版 第一刷
全107ページ(モノクロ/一部カラー)
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『やさしいせかい』(初版)


・『ひとりでいく』(旅行記)

今ここにあるものと、もうここにはないものが、互いの場所から、互いを思い、支えあって生きる。
ひとりでいるときほど、ひとりじゃないと感じる。

南伊豆、尾道、奄美大島、京都、大阪、神戸、博多、うきは、久留米ーーー。パンデミックが明けはじめたころから、さまざまな土地を歩き、日記を綴った。
巡る心をすみかとして、すべてはかたちを変えてつづいていくと、知った。
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『ひとりでいく』(旅行記)
著   者 関根 愛
装画/挿絵 東 ひかり
ブックデザイン Cat 佐藤 翔子
印刷/製本 株式会社イニュニック
2024年5月5日 初版 第一刷
2024年7月17日 第二版 第一刷
全196ページ
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『ひとりでいく』



・『ある回復の記録』(日記集)

『ある回復の記録』



「撮る」の活動へ移る前に、これまでのことを少し。生まれは会津若松です。その後、神奈川県川崎市と静岡県伊東市で育ちました。上智大学英語学科在籍中に芝居の世界へ入り約十年、映画、舞台、CMなどへ出演しながら俳優として生活します。エッセイ『やさしいせかい』には、この時のエピソードがいくつか登場します。

俳優生活のハイライトは、日本未上陸であったイギリス演劇『Airswimming』の日本初演が実現できたこと。クラウドファウンディングをはじめ沢山の人のお力を借り、2028年12月に叶いました。いち俳優としての参加ではなく企画から立ち上げるのははじめてで、力不足を実感したり、苦しかったことが数えきれないほどありました。それでも、ぐらぐら揺れる小さくて頼りない舟にほんとうにすてきな人たちが乗り込んでくれたおかげで、無事に上演することができました。


体も心もめまぐるしい芸能の世界ではさまざまなことを経験しました。気がつくと体調をよく崩し、病院にお世話になることがふえていきました。自分の体じゃないみたいと、不安でいっぱいでした。

薬にたよらない生活をしたいと一念発起し、食の改善を中心に、それまでの生活習慣をいちから見直していきました。それは役者という決め込んでいた生きかたに、想定していなかった変化を及ぼしていくことになりました。

以前ベルリンのハンブルク駅現代美術館でJenny Holzerというアーティストによる"You live the surprise results of old plans"(あなたは、あなたが遠い昔にたてた計画のおどろくべき結果を生きている)とちいさく書かれた作品を観たのですが、まさにそのようなことを経験しました。

『食べるということ』を私なりの視点で見つめ、考え形にしていくことはそれ以来、ライフワークのひとつとなりました。下記ではその一部をご紹介します。


『ばあばのおだいどこから』

2023年9月より『ばあばのおだいどこから』という動画シリーズを日本財団のインスタグラム上で配信しています。
日本各地で暮らすおばあちゃんの台所をたずね、ライフストーリーを尋ねていくという内容です。長くなるのでここでは省きますが、企画に至った経緯について、下記インスタグラムの投稿で詳しくしるしています。

ご好評をいただいているので、よろしければぜひ日本財団のインスタグラムで、#ばあばのおだいどこから、で検索してみていただけると嬉しいです。



『Eat Alone』プロジェクト

2021年、"ひとりきりでごはんを食べる人"のパフォーマンス作品をワーク・イン・プログレスとして制作しました。タイトルは『MOST OF THE TIME, I ATE ALONE ほとんどの時、私はひとりで食べた』。
アーツカウンシル静岡主催のMAWでの滞在にて、三島市で発表しました。

リーフレット1
リーフレット2

2022年には、三島滞在のご縁で出会ったキューレーターの戸塚愛美さんがアートディレクター、山森達也さんがローカルディレクターとして「三島アートプロジェクト」を発足。

リサーチプロジェクトとして、アーティスト3名の3泊4日の滞在と展示発表が行われ、2021年の三島滞在で七人の方を撮影・インタビューさせていただいたものを『ひとりで食べる人 / Eat Alone』という映像作品にし、展示しました。

展示の様子
映像作品「ひとりで食べる / Eat Alone 」
ギャラリートーク
リーフレット1
リーフレット2


2023年11月には、新宿のギャラリーwhitehouseで行われたZINE/映像作品の展示『Z/I/N/E』でも、この作品を発表させていただきました。この時は糸綴じ冊子を制作し、より登場する人物の背景がわかるようにしました。



『鎌倉の小さな台所から』

2020年春から、Youtubeで動画づくりをはじめました。季節ごとの食べものの大切さや、暮らしの悲喜交交をエッセイVlogでおとどけするという形に、ここ最近は落ちついています。(2024年現在、不定期更新です)




本づくりワークショップ

2023年に三島満願芸術祭にて、インタビュー&本づくりワークショップも行いました。子どもたちを対象に、街で暮らしはたらく人びとにインタビューをし、その内容を一冊の糸綴じ本にまとめるというもの。

そのときのようすをまとめたnoteです。機会があればぜひまたやりたい、素敵な時間でした。




その他の執筆活動

veggyさんのlifeアンバサダーを一年間させていただいたことがきっかけで、2022年2月より連載webエッセイ『せきねめぐみの、かまくら暮らし歳月記』を一年間書かせていただきました。鎌倉で過ごす日々の中で感じたあれやこれやを、季節の変化にのせて綴ったおたよりのようなもの。月にいちどお届けしました。

社会問題をわかりやすく伝えるチャリツモさんでは、よく食べ、よく生きることについての模索と実践をコラムとして書いています。



以上です。どこかでご縁がありましたら嬉しいです。さいごまでお読みいただき、ありがとうございました。

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