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インタビュー&本づくりワークショップ『ひらいて、綴じて』
11月11日(土)より、静岡県三島市を舞台にスタートしたばかりの三島満願芸術祭。
二年前のアーツカウンシルしずおか主催「マイクロ・アート・ワーケーション」でご一緒した山森達也さんが実行委員長を、戸塚愛美さんがアーティスティックディレクターをつとめています。芸術祭の名前「満願」は小説家・太宰治が三島で執筆したという短編作品の題名で、「願望が満たされること」という意味があります。
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今回、芸術祭の関連イベントとして、11月18日(土)&19日(日)に青少年むけの本づくりワークショップ『ひらいて、綴じて』を開催させていただきます。
三島に暮らすさまざまな大人にインタビューをしにいき、そこで見聞きしたことを一冊の本にまとめる二日間のワークショップ。今回は糸綴じ製本という、紙と針と糸をつかってだれでもかんたんにできるやりかたで、オリジナルの本をつくります。(下記、11月30日追記)
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街へひとへとひらいて、そこでみたもの、感じたものを一冊の本に綴じる。そんなワークショップでした。バー、映像製作会社、化粧品屋さん、ウイスキー蒸留所、図書館を運営するひとびとに会いにいって、どきどきのインタビュー。次の日、その内容を物語にして一冊の本に。
できあがっていく本を眺めながら、子どもたちのまっすぐなまなざしがみた世界がこんなにカラフルだと、知って安心しました。ああ大丈夫だ、って。
私自身おととしから人にインタビューをする撮影をはじめたこともあり、街のそのへんにいる(言いかたはあれですが、かしこまっていないという意味で)人の話をきくことはほんとうにおもしろいと思っていました。
ご本人もふだんとくべつ意識していないようなことばが、訊かれることで飛びでてくる。そのほんものさが、なにも代表していないただじぶんのことばで話すひとのすなおさがすごくまぶしい。今いきている、これからもいきていく世界のいいところを、たくさんしっている気持ちになります。
そして、小さなうちから学校や家族以外のいろんなおとなに会ったり、関わったりしたときに、子どものやわらかい胸のうちにふいに撒かれたタネがいつか、おとなになっていくなかでたいへんなときに成長していて思いがけず木陰をつくってくれたり、助けてくれたりする。
せかいにはこんなに色んな人たちがいるんだなーと知ることは、すこし生きやすくなることだと思います。そういう経験を子どもたちがしてくれたらいいなあと思い、このような内容を企画しました。
また、機会があればどこかでやりたいです。ご参加ありがとうございました。ご協力いただいた三島のすてきなみなさんも、ありがとうございました。
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お読みいただきありがとうございました。 日記やエッセイの内容をまとめて書籍化する予定です。 サポートいただいた金額はそのための費用にさせていただきます。