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エンターテイメントで新しい世界へ前進するNissyの軌跡を体験。東京ドームLIVEレポ。

人は、心在る物に、心髄を動かされるのだと思う。

2023年2月17日(金)。
肌を撫でる風は冷たいけれど、顔を上げれば澄み切った青空が頭の中を明るく火照らす、ある冬の日。

高架線下の細い改札口を出て、左手にある大きな橋をゆったりとした歩みで渡る。大きな交差点の、大きな横断歩道で、その色が青に染まるのをじっと待ちながら、一つ深呼吸。

マスク越しに漏れた息は、仕事をしていた今朝とは幾分も違う。ワクワクとしたリズムを携えた心の息がふっと、遠くに見える東京ドームの方角へと飛んでいった。

そう、今日は『Nissy Entertainment 4th LIVE 〜DOME TOUR〜』に、行ってきた!

NissyのLIVEは、これで3回目。

毎度、唯一無二の歌声と圧巻のパフォーマンスと非日常へ連れていく演出に心奪われるのだけれど、今宵はいつもにも増して「愛」を感じるLIVEだったなと、個人的に思う。

生きること。
それは、愛を伝え合うことなのかもしれない。

今日のライブでは、そんな壮大なことを考えさせられるくらい、わたしの心に深く深くNissyの音楽が忍び込んでいる。

Nissyの当DOME TOURは、2022年の西武ドームを皮切りに追加公演が決まった札幌ドーム公演で終幕を迎える。この旅路のなかでは、LIVEの在り方が大きく変わっていったことを話してくれた。

はじめは、未だ声を出すことが許されないエンターテイメントの空間。わたしたち観客は、拍手を活かしてNissyの想いに呼応することしかできなかった。

そして少し経つと、一部の声出しが解禁された。少しだけ声を出せる。曖昧な線引きのなかでの、NissyのLIVE。

そして2月の京セラドームで、ついに100%の声出しが解禁。本日行われた東京ドーム公演2日目も、もちろんのこと、100%声出しOKでLIVEが行われた。

何に制限されることもなく、他人の目を気にすることもなく、Nissyの想いに、好きに答えられる空間。自由な愛の形がいくつも飛び交った空間がついに、新しい世界で実現したのだ。

3段階のLIVEの変化を経験したNissyは、あの日変わった新しい世界で、一歩ずつ前に進んでいることを世の中のみんなに伝えたいと何度も話していた。

前に進んでいる事実を、伝えたい。

世界が変わっても、止まっても、狂っても、誰かが前に進んでいかなければならない。誰かが挑戦していかなければならない。そのチャレンジャーとして、エンターテイメントを引っ提げて道を行くNissyの背中に声援を送らない人なんて、きっといるはずがない。

常に、誰かのために、みんなのために、そばにいる人のために、色んな人への思いやりを起点に活動するNissyのエンターテイメントは、心の奥底をこちょこちょと、くすぐってくるような暖かいものを感じる。

なんて、愛に生きる人なんだろう。

本当に、ほんとうに、今日という、人生でたった1度の今日にNissyと出会えて良かったなって毎回思わされる。

言葉で表現するのが勿体ないほどに美しい時間を体験させてくれて、ありがとう。本当に、ありがとうございます。

「これからも一緒に生きていきましょう」というNissyからの言葉を胸に、うまくいかない日もある人生だけど、それでも愛を抱いて、明日からも生きていこうと思う。

★2日目は「撮影OK!SNSにあげていいよ」とのことだったので、少しだけ、記録に残しておこうと思う。

あぁーー本当にかっこよかったなぁ。ダンスパフォーマンスのNissyソロには痺れた……。そして笑顔がほんとにかわいい、永遠に拝める……。また行きたい……。余韻……!!

煌びやかな演出も楽しめる2階席から。
アンコール中の一コマ。
にこにこ!
by セカイハルカ 画像:雰囲気が好き!
♡♡♡

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