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「帯」を締めることで身心が整う

「帯(おび)」を締めること。

現代の日常ではなかなかないことなので、帯は単に服装を止めるためのものだと思われがちなんです。

でも実際は、身体だけではなく心理的な面まで変化し、帯が日常だった当時の人にとっては毎朝心身にスイッチを入れるような大切な習慣だったのではないかと思います。

帯を締める機会が少ない現代だからこそ、見直してみたい帯の作用についてご紹介します。

本記事は「整体師のカラダとココロの話」のラジオ収録台本にもなってます。本記事は箇条書きで要点をまとめた記事ですので、本記事の画像や動画をラジオ収録で方法を解説しています。しっかりご理解したい方は下記のラジオ収録もご視聴ください。

帯による身体の反応

・重心の安定→「落ち着いた」身体へ

・身体の歪みがなくなる

・足指が動きやすくなる(足指までしっかり荷重出来るので重心安定)

・重心が下がって安定すると、、、
→膝、腰、肩、首、顎関節の負担が軽減する

・昔は肉体労働がほとんどで、ケガをする=収入が途絶える危機でもあった
下の画像は1個60kgの米俵を5つも持ち上げている女性の画像、現代のトップアスリートでもできるか不明な程です、、、

米俵-17

・ケガをしないためには、効率的に省エネで動くことが求められる→その中で帯は大切な役割をしていた

たらい子供

・皆さん、帯を締めておられる。こんなことまで女性でも普通にできてしまう昔の人の身体の扱いがいかに効率的だったかがわかる。
効率的な動きができない→現代の膝や腰、肩の痛みにつながっている

・さらにそれを痛み止めなどの対処方法で誤魔化していると、長期的にみたら身体は悪くなるのは当然のこと

・4年以上前の動画でわかりにくいのですが、帯の有無で子供を抱き上げる動作の違いをよくみてもらえると、帯を巻いている時の方が軽そうに抱き上げる感じがわかるかと思います。


帯によるメンタルの反応

・落ち着いた身体には、落ち着いたメンタルになる

・メンタルが不安なことの表現として「落ち着かない」「あがる(あがり症)」「浮き足立つ」という表現が使われる

・これらは、身体の「重心」位置を示している。

・例:パニック障害、閉所恐怖症(エレベーターなどが無理な方)
帯を締めると、不安ではあるが不安を客観的にみたままエレベーターに乗ることができる。帯がなければ、完全に浮き足立ち身体がすくんで動かなくなる。

・帯は無意識下で「重心を下げてくれる」簡易で効果的な方法


帯は服装に合わない…

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・とはいえ…「帯なんて現代の服装に合わへん」という人は「ひもトレ」がおすすめ。コツはゆる〜く腰に巻くこと

・衣服の下に目立たずに忍ばせることもでき、結ぶ目ができないパッキン構造なので、違和感が少ない

・ひもの硬さもちょうどよく、ひも自体もかわいいデザインが多いのもGOOD。下記からどうぞ。


まとめ

・帯は身体を整え、心を鎮めるきっかけになるもの

・現代の問題の多くは、重心が上がり足腰の負担が増えて、メンタル的に不安で浮き足立つことが多い。→これらのバランスを整える気づきになるのは「帯」がおすすめ

・日常的に簡単に行える方法なので、おすすめ

・疑問点、不明点はぼくの整体院のお問い合わせページよりどうぞ。


記事執筆者紹介

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整体庵大空 下大前陽介(シモオオマエ ヨウスケ)

<プロフィール:整体師歴19年>

スポーツトレーナー、トレーニングコーチ、プロ野球選手のサポート歴

スポーツ整形外科、産婦人科での施術を経て、整骨院開業。

現在は保険診療を廃止し自費診療で整体院を夫婦で営んでいます。

ファスティング歴10年以上、-25kgのダイエット経験者

定期的にファスティング講座をオンラインで開催しています。

妻(美容鍼灸師)、子供2人、猫1匹の5人家族です。


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