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家族・子育てに関すること

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#多様性を考える

ダウン症〜21トリソミー〜

ダウン症〜21トリソミー〜

少し前、妻のお腹の中にいる赤ちゃんがダメになってしまい、流産手術をした。

流産手術では子宮の中を掻き出すのだが、それで出てきた赤ちゃんの細胞を使って検査することができるらしい。出生前診断と同じ検査を、掻き出した赤ちゃんの細胞でやる、ということのようだ。

出生前診断を、私たちはまだしていなかった。これからだった。妻と色々相談して、母体の血液検査だけでできるという、クアトロ検査というものをする予定

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奥さんに怒られないための育児?

奥さんに怒られないための育児?

先日、こんなツイートをした。

元のツイートをどなたがされたのか覚えておらず、いいねやブックマークもしていなかったために、それを示すことができないのが申し訳ない。もう元のツイートを辿れないため、ツイート主が補足的なツイートをしていたとしても追跡できないのも惜しい。

ただ、「あぁ、なるほどなあ」と、部分的にではあるが理解も覚えたので、備忘録も兼ねてnoteにしてみようかと思い立った。

気持ちとし

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普通とは何か。奇跡とは何か。我が子の生まれてくる確率。

普通とは何か。奇跡とは何か。我が子の生まれてくる確率。

「子供が生まれてくることは奇跡」

誰もが一度は聞いたことのある言葉だろう。反対する人もそんなにいないだろう。確かに素敵な言葉だし、ロマンがある。そして、確かにその通りだろう、と僕も一定の理解はする。

ただ、本当にそうか、とも思う。そこで、僕の頭の中を整理するためにも、一度、僕の考えをまとめて書いておきたい。

1.「普通」とは何か。「奇跡」とは何か。「生きていることが奇跡」「生まれて来ただけで

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君は生きているだけで素晴らしい

君は生きているだけで素晴らしい

2歳の息子。甘えたい時期である。加えて早生まれで、同い年のお友達と比べても、体力がない。保育園では、昼ごはんを食べる途中でウトウトしてしまうということ。

そう、体力がない。別に病気とか体が弱いということではなく、単に早生まれなのと、インドアなのでもしかしたら体力もない方の子なのかもしれない。ブロックやパズルは集中して延々とやっている。あるいは親と散歩に出かけた日には、親が先にバテてしまうほど、汗

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息子(2歳)の日本語力をわたし(30代前半)の英語力と比較して考えてみる

息子(2歳)の日本語力をわたし(30代前半)の英語力と比較して考えてみる

タイトルが適切かどうかわからないが。

先日、保育園終わりにマンションに帰ってきた時のこと。
その日は、雨が降っていた。

マンションのエントランスに入る時、エントランスにかかっている屋根の下に入ると、雨が遮られた。レインコートを着ていた息子だが、雨が降ってくる感覚が面白かったため、帽子は取っていた。

おや?と息子が何かに気付いた。さっきまで降っていた雨が止んだことに気がついたようだ。なぜか。し

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いい子育てとは

いい子育てとは

「いい子育て」とはどんなものを言うのだろう。

良い、というのは、誰にとって、どういう意味で、良いのだろう。

「子供のために」と言いつつ、それは「子供のためになると、大人が思っている」以上のことにはならない気もする。

だって、子供が自分で「こうしたほうがいい」と正確に的確に判断するはずはないのだから。

きれいな言葉で繕って、響きの良いことを言うのはやめたい。

大人だって人間。たまに大人気な

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