見出し画像

あきらめなければ、道は見えてくる。広島が粘り続けて、自力Vの可能性復活。首位阪神と5ゲーム差。虎のしっぽはつかめる

可能性がゼロになるまで全力を尽くす。あきらめなければ道は見えてくる。広島が粘り続けて、セリーグの自力優勝の可能性を復活させた。首位阪神とのゲーム差が「5」に縮まった。虎のしっぽはつかめる。チームの勢いがさらに加速しそうだ。

今月16日、広島は阪神との首位攻防戦に敗れた。阪神にマジック「29」が点灯。2位広島の自力優勝の可能性が消えた。しかし、そこからが重要だ。あきらめてしまうのか。広島は「NO!」とファイティングポーズを取り続けた。

翌日の阪神戦を6-0と快勝し、意地を見せる。この日を含めて29日まで、広島は8勝2敗1分けと驚異的な追い上げを見せた。巨人、DeNA、ヤクルトの各カードに勝ち越し。そして29日の巨人戦も終盤に逆転して競り勝った。

一方の阪神はマジックを点灯させてから6勝4敗。勝ち越している。それでも広島の驚異的な追い上げを受けて、29日にマジックが消滅した。

そして30日。広島は巨人のエース菅野智之投手を攻略して2点を奪った。一方、広島の先発、大瀬良大地投手は7回無失点の好投。継投で逃げ切った。

阪神は、この日、先発の大竹耕太郎投手がDeNA打線につかまり、セリーグのチームに初めて黒星を喫した。

これで首位阪神と2位広島のゲーム差は「5」に縮まった。虎のしっぽがつかめるまでになってきた。

広島は1引き分けを挟んで4連勝。一方の阪神は8月では初となる3連敗を喫した。ここにきての勢いは好対照だ。

広島の残り試合は24。阪神戦は7試合ある。全体の約3割を占めている。直接対決では広島は7勝10敗1分けと分が悪い。ただ、最近の勢いを加味すれば、直接対決で何が起きても不思議はない。

あきらめなければ道は見えてくる。可能性がゼロになるまで、ファイティングポーズを取り続ければ、流れがこっちに向いてくる。

広島の追い上げは届くのか。驚異的な粘りに注目したい。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,895件

#野球が好き

11,152件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?