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ホークスの「矛」と「盾」は、どっちが強い?シート打撃で千賀投手と柳田選手が「対決」。その結果は?野球の話

今や、プロ野球で福岡ソフトバンクホークスは無敵と言って良い。過去7年で6回も日本一になっているチーム。では、投打の主力が戦ったら、どっちが強いのだろう?

中国の古典に出てくる「矛盾」。「どんな盾も突き通す矛」と「どんな矛も防ぐ盾」。では、それは、どちらが強いのか?

これをホークスに当てはめてみたら?

打者の筆頭として。柳田悠岐選手(32)。昨年はシーズン146本の最多安打のタイトルを獲得した。2015、2018年には首位打者にも輝いている。

一方、投手では千賀滉大投手。昨季は最多勝(11勝)、最高防御率(2.16)、最多奪三振(149)の「投手三冠」に輝いた。

同じチームにいるから、投打のスターが対決するなんて。まずありえない。しかし、シート打撃で実現した。

千賀投手は両ふくらはぎ、柳田選手も両アキレス腱のコンディション不良の状態だったが、「18.44m」の距離を置き、両雄相まみえた。

結果は、「3打席勝負」で、空振り三振、見逃し三振に犠牲フライ。千賀投手は最速153キロを出していたという。結果は千賀投手の「勝利」と言えよう。

柳田選手は「ごっつ速かったです」と脱帽。千賀投手は「寒い中でのシート(打撃)で、ケガもなく終われたことが良かったです」。余裕のコメントだろうか。

ホークスは26日にホームで、千葉ロッテとの開幕戦を迎える。

ホークスの投打の主力にとって、一番の敵は「自らのケガ」なのかもしれない。


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