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原点回帰(1)苦悩


はじめてじぶんの名刺を作った。
肩書きは‥カカオアーティスト。

「カカオアーティスト」なんて
聞いたことなかったけど
違和感なく自然に、ふっと降りてきた。

でもそこからが、
苦悩のはじまりだった。

「ショコラティエ」
「カカオアーティスト」のちがいは?

わたしはローチョコレートを通して
なにを提供したいのか。

#オーガニック
#ヴィーガン
#酵素
#スーパーフード

パワーワードを放てばそれが
説明になるのか。?

身体と心にやさしい?

それは誠か。?
エビデンスはあるのか?
なにを根拠に?

突き詰めれば突き詰めるほど
「わたし」が分からなくなり

夢中になっていたローチョコ製作も
いつの間にか創作から作業になっていた。

👱🏻「ローチョコレート屋さんやっています」
〇〇屋って言った時点でそれは一商売だ。

たくさんの人に手にとっていただきたい。
⇨どうやったら売れるかを考える。
⇨マーケティング?(そんなの知らないよぉ)
⇨きれいに見せることを考える。
⇨値段設定もわからなくなる

あれ。わたし、、どうしたいんだ?
ローチョコレート屋、、ってじぶんでゆってるやん
それで生活するまでやっていくの?勝負かけるの?

でもこのままだと、、、ただの
「チョコレート製造人間」になるんじゃないか?
とはいってもチョコ1本でやってる訳ではない私は
ショコラティエっていうのも
ショコラティエに申し訳なくないか?

というか、
「きれい」なチョコレートはもう
大手がやっていることだ。
その土俵で戦うのか?
その土俵にのる意味はあるのか?

ローチョコレート作るの楽しい♪♪♪
わくわく♪♪のフェーズを超えて
1ステージあがった感覚にあった私が
去年の春頃からずっと抱いていた違和感。

来月がチョコレートのお祭り
(バレンタイン)だというのに、
1月になっても模索していた。


「私にしかできないことは??」

向き合いに向き合い、深掘って、
ようやく、またひとつ、整理された。

この整理の行為が
わたしのなかでは「売れること」
よりも大切なことだと思っている。

わたしはローチョコレートで
心を耕し、生命を表現する

「カカオアーティスト」なんだ。

こんなに深掘って戻ってきたのがまた
はじめに降りてきたことだった。

原点回帰。

でも1年前のじぶんとは、
同じことをやっていても、
見る目が変わった。

この感覚を掴み、
わたし自身の魂を成熟させることが
大事なことだったんだ。




魂の成熟。
それはローチョコの活動において
活きるだけではない。

2023.1.30


たわいもない会話の中でも活きて
noteを綴りじぶんの想いを発信することだけでも
人に生かすことができていた。

わたしはこれだけでも
「苦悩」というのが意味あるものだと
感じている。

生かし生かされで
気づかせてくれる周りのひとが
いてくれるのも感謝だなぁって。

今日はようやく、
肩の力をぬいて、創作活動ができた。
私らしい活動ができた。


毎日ギリギリで生きてるけど、
そんな中だからこそ、味わえるスリルや
人間らしさを私はものにしているのかもしれない。

明日は、私の創作活動を、
ちらりとお見せします🥰

では、また、明日。💫




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