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POP・フライヤーのデザイン すぐできること・じっくりやること

リアルイベントがまた活発になってきました!
占い師仲間からフライヤーやPOPのデザインレイアウトの
添削を頼まれることもある占い師兼デザイナーです。

初めてでも簡単に製作できるように
おしゃれなテンプレートも用意されている
デザイン用アプリができたので
ノンデザイナーの方でもご自身でPOPや
フライヤーを作れるようになりました。

しかしながら・・・
「これどう?何かアドバイスして!」
と見せられると色々直したくなることが多いのです。

ちょっとしたことで読みやすくなったり
伝わりやすくなったりするのですが
単純に文字の大きさやレイアウトを
直せば良いということだけではありません。

講座的なことも需要があるのかな?と思い
noteでお試し記事を販売してみます。

この記事はノンデザイナー向けです。
プロのデザイナーは知っていることだらけだと思います。

占い師だけでなく、ヒーラーさん、カウンセラーさん
癒し系イベントなどで無形商品を提供される方に
ご参考になるのではないかと思います。


デザイン実制作はすぐに応用できることから、
じっくり考えトライ&エラーを繰り返し試すべきことまであります。

◆すぐに応用できること
◆じっくり考えて試してみること


2つに大きく分けて説明しています。

『この記事を読めば誰でもデザインできる!』
というものではありません。
内容については目次を参照してください。

記事の内容に質問ありましたら
コメントやメールでください。
記事に追記していきます。

目次

◆すぐに応用できること
(1)企画準備編
  ・誰のためのもの? 5W1H
  ・必須要素の整理
(2)実制作
  ・レイアウトのセオリー
  ・書体の選び方
  ・色使いについて
  ・画像についての注意
  ・制作ツールについての注意
  ・紙の選び方
  ・印刷について

◆じっくり考え試してみること
(1)コピーワークについて
(2)ブランディングについて

◆印刷物制作に便利なチェックシートPDFダウンロード
 この記事をご購入のかたは、5W1Hのチェックシートと
 構成要素検討用のチェックシートのPDFを
 ダウンロードしていただけます。
 デザインをデザイナーに外注する際にも利用できます。


◆すぐに応用できること

(1)企画準備編

すぐにデザインレイアウトを始めるよりも
・目的をしっかり確認する
・必須要素をまとめる
という作業を踏むと格段に効果が高いものができます。

●誰のためのもの? 5W1H

例えばイベント出展する場合、
ブース名と何を提供しているのかを示す看板的な
POP広告が必要になります。

立ち寄ってくださったお客様にリピートしていただけるよう
お渡しする販促用のフライヤー(チラシ)もあった方がいいです。

POPとフライヤーで同じものを使用している方もいますが
それぞれの役割や目にする方の属性は異なります。

看板的POPはブース前を通りがかった方が目にするもので
1~2m離れていても何をしているブースなのか
1秒で分かるようにレイアウトする必要があります。

フライヤーは、実際に提供サービスを体験された方にお渡しするなら
すでにどんなサービスなのかを知っている方です。
その上でリピートしたくなるような、あるいは
もっとランクの高いサービスを知ることができる必要があります。

作ろうとしているものが展示するPOPなのか
手にとって見ていただくフライヤーなのか
誰がどのタイミングで目にするものなのかを
決めておくことは必須です。

5W1Hとは以下の頭文字をとったものです。

Who 誰が
When いつ
Where どこで
What 何を
Why なぜ
How どのように

POPで例を当てはめると

誰が:占いしてほしいのでイベントに来た人
いつ:ブースをあれこれ見て回っている
どこで:通路で
何を:未来の予測を知りたい
なぜ:迷っていることがあるから
どのように:1秒くらい見る・予算の範囲内か・適度な時間内か

サービスを購入してくれたお客様へのフライヤーであれば

誰が:占いを体験した人
いつ:占いイベントで占い終わった後
どこで:ブースで
何を:本格的な鑑定を
なぜ:もっと深く聞きたいから
どのように:後でじっくり読む・鑑定場所はどこか・料金はいくらか

例えばですがこのようにまずは

【誰のための何を制作するのか】を整理します。

この記事を購入してくださった方は
これらを整理する際に使えるチェックシートを
PDFでダウンロードしていただけます。


●必須要素の整理


誰のための何を制作するかが決まったら
必須要素の整理をします。

例えばPOPなら

  1. サービス内容
     占い系イベントであれば周囲のブースは全員占い師なので
     『占い』という言葉だけをPOPに掲げてもお客様が選びにくいです。

  ヒーリング系やハンドメイド系など
  占い以外のブースが多いイベントなら『占い』を大きく入れます。

  占術はタロット占い・手相占い・占星術・・・様々あります。
  何を解決するのかを明記する方法もあります。
  恋愛・仕事・金運など何かに特化して
  周囲と差別化するのもありです。

  あるいは「辛口」「笑顔になれる」など
  テイスト的なことをアピールするのも
  お客さんにとっては参考になります。

2.料金
 購入するかどうかを決める重要な要素です。
 時間と料金の明示は必須です。

3.ブース名やロゴ
 名前を知られている占い師であれば名前や
 ロゴなどを目立たせることでお客様が選びやすくなります。
 まだ無名であっても宣伝になるので占い師名は必ず入れます。
 SNSで見かけている方が声をかけてくれることも多いので
 SNSで使用しているプロフ画像やアイコンを入れるのも良いです。

* イメージを伝えるデザインエレメントや色・画像
 必須ではないですがイメージを伝えるための要素もあります。
 記憶に残ると一度通り過ぎても戻ってきてくれた時に
 目印になります。

以上はPOPの場合の例です。
フライヤーなら通常鑑定に申し込んでいただくための
細かい情報が必要になります。

この記事を購入してくださった方は
構成要素のチェックシートを
PDFでダウンロードしていただけます。


(2)実制作


●レイアウトのセオリー


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