清閑亭問題

小田原市の文化財である清閑亭と公共の利益を守る。守屋市長肝入りの文化財利活用により、騒…

清閑亭問題

小田原市の文化財である清閑亭と公共の利益を守る。守屋市長肝入りの文化財利活用により、騒音、悪臭、景観悪化やプライバシー問題に直面。これは癒着や利益供与と呼ばれるものでは?市と運営会社の関係に疑問を持ち情報発信を行う。 https://www.seikanteimondai.org

最近の記事

国指定史跡上の増設工事も「無契約」で行われていた事が発覚しました

建築基準法による確認済証によると、清閑亭で行われた史跡上の増設工事の建築主は「小田原市長 守屋輝彦」、設計監理はライオンズクラブなどで守屋市長やJSフードシステム社と関わりがあると指摘される「秋山設計」、工事施工者および現場管理者はJSフードシステムと同様の方が代表者をつとめる「タガワ建設工業」です。 小田原市の入札情報や随意契約情報に工事契約の記載がないことから、情報公開請求を実施した結果、小田原市と秋山設計、タガワ建設工業の間に契約が結ばれていないことが明らかになりました

    • かつて市民や観光客に開かれ、「利活用」されていた邸園交流館・清閑亭

      守屋市長肝いりの文化財利活用により、JSフードシステム社の独占利用が認められる前までは、NPO法人である「小田原まちづくり応援団」により「邸園交流館・清閑亭」として運営されていました。 市内の見どころのツアーや、論語の朗読会、書道の会などが開かれて、多くの市民の方々に愛されていました。私達も何度も訪れたことがありますが、相模湾が見渡せる眺望の中で、素晴らしい文化財の中で、小田原の歴史を感じることができる施設で、のんびりコーヒーなどを飲みながら交流をしていました。 維持管理

      • JSフードシステム社と小田原市文化政策課による史跡上の工事の実態

        清閑亭問題が、小田原市議会厚生文教常任委員会でとりあげられました。2時間以上ありますが、こちらで内容が公開されています。ついに市議会にまで認知頂けるようになりました。「紛糾」と呼んでよいほどに、委員の方々から小田原市文化部文化政策課に対する追及が行われました。 委員の方々から「なぜそこまでJSフードシステム社の案にこだわったのか」、「提案時にどこが評価されたのか」という質問があり、小田原市の文化部文化政策課は「小田原ならではの文化発信」と「歴史的建造物の保全活動」の2点をあ

        • 4/16の小田原市議会での違和感:やはり小田原市文化部は文化庁を欺いているのでは

          清閑亭問題が、小田原市議会厚生文教常任委員会でとりあげられました。2時間以上ありますが、こちらで内容が公開されています。ついに市議会にまで認知頂けるようになりました。「紛糾」と呼んでよいほどに、委員の方々から小田原市文化部文化政策課に対する追及が行われました。 内容を見ると違和感のある点が複数あります。まず、私達には小田原市文化部が文化庁と史跡小田原城跡調査・整備委員会を欺いているようにしか思えません。 委員の方々から、公募提案時には禁止とされていた、史跡上への増設を後か

        国指定史跡上の増設工事も「無契約」で行われていた事が発覚しました

          2024年4月16日の小田原市議会厚生文教常任委員会で、清閑亭の利活用が急遽追加されたようです

          神奈川新聞社などの報道の影響などを受けてか、小田原市議会「厚生文教常任委員会 」の報告事項に「清閑亭の利活用の経緯について(追加)」が急遽追加されたようです。 資料も出ていますので、清閑亭問題としての意見を記載しました。 要点 清閑亭の利活用に至るまでのプロセスが適性であったのか、根本的に情報開示をし、第三者による調査をすべきだと考えます。このままでは、公共の利益も、史跡や文化財の保護も、法令遵守も無視した、「やったもの勝ち」になります。少なくとも、以下のような対応は必

          2024年4月16日の小田原市議会厚生文教常任委員会で、清閑亭の利活用が急遽追加されたようです

          清閑亭と豊島邸の選定プロセスの情報公開請求をし、守屋市政の隠蔽体質に唖然としました

          小田原市の守屋市長より、このような投稿がありましたので、「外部有識者を交えた公正な選定プロセス」を確認するために情報公開請求を行いました。 結果、審査委員に外部有識者は含まれておらず、市の職員のみによって行われている。「外部有識者を交えた公正な選定プロセス」の内容は殆ど全てが黒塗りで隠蔽されているという、あまりにも残念なものとなりました。 「外部有識者を交えた公正な選定プロセス」は、トップの守屋市長の管理下にある市の職員により、オープンにはできない密室で行われ、JSフードシ

          清閑亭と豊島邸の選定プロセスの情報公開請求をし、守屋市政の隠蔽体質に唖然としました

          清閑亭土塁上の工事:文化庁による協議と指導の実態は?

          文化財の保護と、特に国指定史跡後である清閑亭土塁の保護が、清閑亭問題における極めて重要なポイントとなっています。 先日、清閑亭よりタウンニュースに意見広告が出されました。おそらく運営会社であるJSフードシステム社と、小田原市とで確認の上で出されたものだと考えられます。その中に、下記のような記載があります。 本当に文化庁の指導の元で、このような工事が進められたのでしょうか? 本当にこのような理由で、文化庁が土塁の表層を25センチ掘り、コンクリートの基礎を打ち込むようなこと

          清閑亭土塁上の工事:文化庁による協議と指導の実態は?

          守屋市長!小田原市文化部文化財課が提出した資料は文化庁を欺いていませんか?

          情報公開請求により、小田原市文化部が、小田原市と神奈川県の教育委員会を通じて、文化庁に提出した文書を入手しました。小田原市文化部が、小田原市文化部が文化庁に対して正確かつ十分な情報を提供しておらず、文化庁を欺いている可能性が高いと考えています。文化庁も事後の確認はされていないようです。「文化庁の許可を通すだけ通して後は好き勝手やっている」ように私達の目からは見えています。 問題点は以下の2点です。 増設工事はやむおえない 景観への配慮 1.増設工事はやむおえない 文化

          守屋市長!小田原市文化部文化財課が提出した資料は文化庁を欺いていませんか?

          小田原市の文化財と公共の利益を守るための断固たる行動宣言

          私たちは、小田原市、特に守屋市長、文化部菊池部長、文化政策課長に対して、清閑亭利活用の問題点を認め、しかるべき対応が行われるまで絶対に諦めず、徹底的に責任を追及します。 3/30、タウンニュース紙にて私達の意見を掲載いただきました。現状の清閑亭利活用は、小田原市、小田原市民、観光客、近隣住民など殆どの関係者にとって不利益であり、文化財の利権化、私物化のようにすら見えます。 これまではインターネット上での抗議のみにとどめていましたが、今回のタウンニュースへの広告掲載を皮切り

          小田原市の文化財と公共の利益を守るための断固たる行動宣言

          小田原市により悪化させられた住環境:市民生活を犠牲に事業者利益を優先、文化部文化政策課に対する近隣住民の失望

          清閑亭問題の一番許しがたい点は、本来であれば市民の生活を守るべき立場にある「小田原市」の手によって、近隣住民の住環境が悪化させられていることです。 清閑亭の利活用は小田原市の文化部文化政策課の責任で進められているプロジェクトですが、その過程で市民の生活が二の次にされてしまっています。騒音、悪臭、景観の悪化、プライバシーの侵害、交通安全への配慮不足など、様々な問題が生じており、これらの問題は運営事業者の経済的利益を優先する市の方針によって悪化しています。 住民の声:もう小田

          小田原市により悪化させられた住環境:市民生活を犠牲に事業者利益を優先、文化部文化政策課に対する近隣住民の失望

          清閑亭問題:小田原に蔓延る文化財利権を浄化せよ!

          注意点 この物語はフィクションであり、登場する人物、地名、組織などはすべて架空のものです。物語に描かれる出来事や意見は、実在のものや事実とは一切関係がありません。この作品に登場する地名や団体名が実際に存在するものと似ている場合でも、それらは偶然の一致であり、具体的な人物や団体との直接的な関連を意図するものではありません。この物語の内容が実際の人物や団体の行動、意見、性格を反映していると解釈されることは意図しておらず、すべて創作者の想像に基づくものです。読者の皆様には、この

          清閑亭問題:小田原に蔓延る文化財利権を浄化せよ!

          清閑亭の歴史と魅力

          清閑亭(せいかんてい)は、神奈川県小田原市に位置する、かつての政治家・侯爵黒田長成の別邸です。1906年(明治39年)、旧小田原城三の丸外郭土塁の南向き傾斜地にその荘厳な姿を構えました。現在では、その敷地が国の史跡、母屋が国の登録有形文化財として、その価値を認められ、保全・公開されています。 この数寄屋造りの建物は、関東大震災を乗り越え、時を経てもその美しさを保ち続けています。板絵襖や欄間、網代組天井など、細部にわたる意匠は見る者を魅了し、日本の美の精粋を今に伝えます。また

          清閑亭の歴史と魅力

          【番外編】2024/3/3三の丸ホールの音声データと書き起こしデータ:小田原市、守屋市長と神奈川新聞の「二段階一般競争入札の言った言わない問題」の解決策として

          (*)清閑亭の問題とは関係ないですが、「番外編」として作成しております。 守屋市長の支援者の方から、2024年3月3日の三の丸ホールでの守屋市長の講演の音声データを頂きました。後から聞き返すために録音をしていたそうです。また、そちらから書き起こしデータを作成しましたので共有いたします。 我々、「清閑亭問題」としてのコメントは差し控えますが、守屋市長、小田原市、神奈川新聞の間でヒートアップしている、「二段階一般競争入札が導入された」と言ったか言っていないか議論の解決の一助にな

          【番外編】2024/3/3三の丸ホールの音声データと書き起こしデータ:小田原市、守屋市長と神奈川新聞の「二段階一般競争入札の言った言わない問題」の解決策として

          無許可営業が浮き彫りにする、ずさんな文化財利活用:法令遵守を軽視する小田原市文化政策課とJSフードシステム社に清閑亭を任せて良いのか

          法令遵守も行えない状態で本当に3/25のグランドオープンを行うのでしょうか。私達「清閑亭問題」としては「猛反対」しています。 小田原市の国登録有形文化財「清閑亭」で、食品衛生法違反が発生しました。運営するJSフードシステム社が、「清閑亭」での無許可営業に関して県小田原保健福祉事務所から厳重注意を受けました。同社は2月27日から3月3日にかけて、営業許可を得る前に料理を提供する「お披露目会」を開催し、無許可営業と判断されました。JSフードシステム社はこの事態を深く反省し、食品

          無許可営業が浮き彫りにする、ずさんな文化財利活用:法令遵守を軽視する小田原市文化政策課とJSフードシステム社に清閑亭を任せて良いのか

          清閑亭と豊島邸は総額3.5億円の利益供与か?小田原市が設定した相場より著しく低い賃料の謎

          小田原市の歴史的建造物、清閑亭と豊島邸が市場相場よりも顕著に低い賃料で貸し出されています。この記事では、この状況が小田原市から運営会社であるJSフードシステム社への、概算で「総額3.5億円の潜在的な利益供与」として機能している可能性について解説します。それにしても、なぜここまでのディスカウント契約になっているのか理由がさっぱり分かりません。手がかりになりそうなのは、守屋市長とJSフードシステム社が懇意であるという噂だけです。 小田原市が所有する両文化財は定期借家契約によって

          清閑亭と豊島邸は総額3.5億円の利益供与か?小田原市が設定した相場より著しく低い賃料の謎

          毎日新聞記事まとめ:清閑亭利活用の食品衛生法の違反疑惑と問題点

          3/14にJSフードシステム社による清閑亭の営業許可前の料理提供が毎日新聞によりニュースとして取り上げられました。 記事の記載内容から問題のポイントを整理してみました。これらのポイントは、小田原市における公共施設の民間利活用に関して、複数の懸念を浮き彫りにしています。 食品衛生法上の違法の可能性: 「お披露目会」と称して、1500人に招待状を送り、会費として1万5000円を徴収、連日料理を提供していたものの、JSフードシステムが営業許可を取得したのはその活動が始まった後

          毎日新聞記事まとめ:清閑亭利活用の食品衛生法の違反疑惑と問題点