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不透明な清閑亭と豊島邸の選定プロセス:情報公開請求の結果は殆どが黒塗り非開示

小田原市の守屋市長より、このような投稿がありましたので、「外部有識者を交えた公正な選定プロセス」を確認するために情報公開請求を行いました。
結果、審査委員に外部有識者は含まれておらず、市の職員のみによって行われている。「外部有識者を交えた公正な選定プロセス」の内容は殆ど全てが黒塗りで非開示とされているという、あまりにも残念なものとなりました。

#清閑亭 についての不透明な契約を思わせるような噂が流布されていますが、これは民間事業者の提案を積極的に活用するという市の方針に基づき実施されたものです。 応募された方は9社で、外部有識者を交えた選定プロセスにより、公正に選定されたものです。

小田原市長 守屋てるひこ X/Twitterより

「外部有識者を交えた公正な選定プロセス」は、トップの守屋市長の管理下にある市の職員により、オープンにはできない密室で行われ、JSフードシステム社の提案内容も議事録の内容も一切公開できないようです。
本当に残念です。このような情報公開に対して、市民はどのようにして、小田原市の行政を信用したらよいのでしょうか。

こちらが小田原市に対して情報公開請求をした結果です。清閑亭のJSフードシステム社の提案内容ですが、67ページのほぼ全てが黒塗りになっています。これでは提案内容と、実態の確認が全くできません。


また、こちらが豊島邸のものです。30ページもありますが、ほぼ全てが黒塗りになっています。

議事録に関しても、78ページのほぼすべてが黒塗りになっています。

審査委員会のメンバーは公開されました。「外部有識者を含めた公正な選定プロセス」という守屋市長の説明にも関わらず、全てが市の職員だということに驚きました。

このように不透明な情報開示で「外部有識者を含めた公正な選定プロセス」を主張しても説得力に欠けるでしょう。


「清閑亭問題」は小田原市の守屋前市長肝入と言われ、JSフードシステム社が運営する文化財利活用プロジェクトに対して調査と情報発信を行っています。

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