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清閑亭問題、加藤新市長への交代で検証が実現へ

清閑亭問題について、守屋前市長から加藤新市長へ交代することにより、私達の求めていた、行政手続きや業者選考の検証が実現される流れとなりました。結果的には、私達の求めていた事が、市長の交代により認められたことになります。そのため、今後の私達の活動方針は、新体制による検証をしっかりと見守ることとしました。

以下が、加藤新市長の就任初日の式典での訓示についての報道となります。

就任初日の午前中に幹部職員を集めた式典で加藤は「誠実でまっとうな市政に立て直す。これまでの事業の見直しや市民に明らかにされていない不都合な事実の検証、市民との協働の再開。やるべきことは山積している」と訓示。午後には早速、守屋市政で疑惑を向けられた懸案事項の担当者を呼んでヒアリングに着手した。

周辺住民から反対の声が上がる小田原少年院跡地の開発計画や巨額の財政支出が見込まれる健康増進拠点施設整備、そして業者との不透明な契約が問題視された国登録有形文化財「清閑亭」の利活用事業─。加藤は「清閑亭の契約では行政手続きの瑕疵(かし)があったと言わざるを得ない。特定企業との関係も懸念される問題もあり、これまでの業者選考が適正だったのか確認が必要」と守屋市政の清算に意気込む。

政治・行政 | 神奈川新聞 | 2024年5月26日(日) 05:00
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守屋前市長の下では、そのプロセスの正当性の主張のみがされていましたが、新体制による確認・検証を行うと、加藤新市長の就任初日に宣言されました。

私達は、これまでは情報公開請求等による情報収集と、限られた情報による発信を行ってきましたが、内部情報にアクセスできない外部から実行できることには限界がありました。市による内部調査により、この問題が事実に基づいて、十分に検証されることを期待しています。

現時点でも、権利のない土地(史跡)の上に、事業者が増設した厨房及びトイレを保有しているなど、明らかに法的に問題があると考えられる点があります。このような問題にも、新体制がどのように対応していくのかを注視していきます。

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