楽園へ続く道 《詩》
「楽園へ続く道」
終末を生き延びる為に
極端な仮説を立ち上げ
至福の王国への導きを説く教団
神の洗練を受け入れた人々
悪魔の手に堕ちた人々
楽園に続く道は此処にあり
天国と地獄の境目は
薄いベニヤ板で仕切られていた
僕の足音が聞こえますか?
貴方は神様ですか
それとも悪魔ですか
其の場所には愛や
ロマンチックな幻想はありますか
青い海と白い砂浜
穏やかな風に揺れる花
僕は其の小説の活字を目で追う
ファンタジーの中で
夢を見て死にたい
そう小さく囁いた
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