清風堂書店/自費出版サロン

JR大阪駅から徒歩6分、東梅田の片隅にある清風堂書店@seifudosyotenの一角…

清風堂書店/自費出版サロン

JR大阪駅から徒歩6分、東梅田の片隅にある清風堂書店@seifudosyotenの一角「自費出版サロン」にて 〈本づくりは直接会って、時間をかけて、ていねいに〉をモットーに自費出版の相談を承っております。

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自費出版って何?/自費出版のあれやこれや#01

これから週1ペースで『自費出版のあれやこれや』と題しまして、自費出版について解説していこうと思います。 まず、「自費出版」とは簡単にいうと著者が自分で制作費用を出して出版すること。 本屋で売られているほとんどの本は「企画出版」といって、出版社が企画し著者に執筆を依頼して制作されたものです。もちろん制作にかかる費用は出版社が負担し、著者には原稿料や印税などが支払われます。 理想をいえば、「企画出版」で本を出すのが著者にとっては一番いいのですが、そこは狭き門。そこで、最近「自

    • なぜ独裁者が誕生するのか。精神分析医がその謎を解き明かす

      小社から刊行の本を紹介します。 『悪の系譜―独裁者と民族』 堀口尚夫 著 本書は精神分析医である著者が、レーニン、スターリン、ヒトラーという独裁者が誕生した経緯を、彼らやその側近たちの生い立ちや父親像を追いながら解明しています。 なぜ、彼らは独裁者となりえたのか。独裁者は突然、誕生するものではありません。 独裁者たちの父親像、その時代の民衆の父親像、それらを比較してみると共通点が見えてくると著者は言います。 第1章ではレーニンについて。ロシア革命からレーニンが権力を掌

      • 『ヨーロッパスケッチ集』

        小社から自費出版をされた著者にアンケートしてみました。本を作ってみての感想などを聞いています。自費出版に興味のある方はぜひ参考にしてください。 今回は2023年3月に『ヨーロッパスケッチ集』を出版された坂田全德さんにお答えいただきました。 自費出版をしようと思ったきっかけは何ですか?関東在住の坂田さんですが、大阪訪問時にたまたま自費出版サロンの前を通りがかったことで、来店いただきました。 後日もってこられたスケッチブックは9冊。街の風景や車窓、歴史的な建造物や食事のシーン

        • 『「戦争への道」ではなく「平和への道」を進もう―神話の呪縛を解く―のぶ爺さんの子と孫への話』

          小社から自費出版をされた著者にアンケートしてみました。本を作ってみての感想などを聞いています。自費出版に興味のある方はぜひ参考にしてください。 今回は2023年7月に『「戦争への道」ではなく「平和への道」を進もう―神話の呪縛を解く―のぶ爺さんの子と孫への話』を出版された髙橋信敏さんにお答えいただきました。 自費出版をしようと思ったきっかけは何ですか?著者の髙橋さんは特に若い人に昨今のきな臭い状況を知ってほしいと、この本を出版されました。憲法や世界情勢、歴史などあらゆる視点

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        自費出版って何?/自費出版のあれやこれや#01

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        • 自費出版のあれやこれや
          24本

        記事

          『ひだまり』『ひだまり2』

          小社から自費出版をされた著者にアンケートしてみました。本を作ってみての感想などを聞いています。自費出版に興味のある方はぜひ参考にしてください。 今回は2016年3月に『ひだまり』、2023年8月に『ひだまり2』を出版された神吉成子さんにお答えいただきました。 自費出版をしようと思ったきっかけは何ですか?2015年秋、加古川から相談に来られて、いろいろお話を伺いました。1冊目の原稿は、著者の知り合いの青年にパソコンで入力してもらい、Wordデータでの入稿でした。 日々の生活

          『ひだまり』『ひだまり2』

          『わが人生 思い出の記―備えられた一歩一歩』

          小社から自費出版をされた著者にアンケートしてみました。本を作ってみての感想などを聞いています。自費出版に興味のある方はぜひ参考にしてください。 今回は2023年6月に『わが人生 思い出の記―備えられた一歩一歩』を出版された岩髙澄さんにお答えいただきました。 自費出版をしようと思ったきっかけは何ですか?岩髙さんが米寿の記念に半生を1冊の本に纏めたいと、ご相談に見えたときお持ち下さったのは、原稿用紙600枚ほどを時代ごとに丁寧にまとめられた6冊のファイルでした。文字量にして2

          『わが人生 思い出の記―備えられた一歩一歩』

          学校いじめを予防する「自分を護り、相手も傷つけない」ソーシャル・コミュニケーションスキル™とは

          小社から発行された本を紹介します。 『小学生からはじめる こころの護心術™―ソーシャル・コミュニケーションスキル™』 長内優樹/斉藤実 著 ネクストエデュケーションシンク 監修 こども未来支援連盟 編集 学校いじめを予防するためのワークブックができました。 今も昔も問題となっている「学校いじめ」。近年ではSNSなど「ネットいじめ」も加わりさらに複雑化しています。いじめがきっかけで不登校になったり、子どもたちのその後の人生にも影響を及ぼします。 また、小学校低学年で発生す

          学校いじめを予防する「自分を護り、相手も傷つけない」ソーシャル・コミュニケーションスキル™とは

          未来へと続くこの道は、「戦争」か「平和」 どちらに向かっているのか

          小社から刊行された本を紹介します。 『「戦争への道」ではなく「平和への道」を進もう―神話の呪縛を解く―のぶ爺さんの子と孫への話』 髙橋信敏 著 きな臭いこの世の中に、のぶ爺さんが物申す! 政治の中に潜む「神話」をひとつひとつあぶり出し、その呪縛を解いていきます。 著者は問いかけます。安全保障、日米安保は今のままでいいのか、と。「目には目を歯には歯を」理論で「軍事力には軍事力を」と防衛費を大幅に増額して軍備拡大する政府に疑問を呈しています。軍事力ではなく外交力、対話力が大

          未来へと続くこの道は、「戦争」か「平和」 どちらに向かっているのか

          『列島縦断&本土四極踏破 63歳からの歩き旅                    自宅と繋がるGPS4000㎞の軌跡』

          小社から自費出版をされた著者にアンケートしてみました。本を作ってみての感想などを聞いています。自費出版に興味のある方はぜひ参考にしてください。 今回は2023年1月に『列島縦断&本土四極踏破 63歳からの歩き旅―自宅と繋がるGPS4000㎞の軌跡』を出版された松木崇さんにお答えいただきました。 自費出版をしようと思ったきっかけは何ですか?最初は小社のお問合せメールから出版についてのご相談をくださった松木さん。メールの中で15年かけて日本列島を徒歩で縦断されたというすごいお

          『列島縦断&本土四極踏破 63歳からの歩き旅                    自宅と繋がるGPS4000㎞の軌跡』

          『小説 新短歌教室/いろはみたし』

          小社から自費出版をされた著者にアンケートしてみました。本を作ってみての感想などを聞いています。自費出版に興味のある方はぜひ参考にしてください。 今回は2022年8月に『小説 新短歌教室/いろはみたし』を出版されたSHINさんにお答えいただきました。 自費出版をしようと思ったきっかけは何ですか?4年ほど前に一度、出版の相談に来られたSHINさん。ようやく作品が完成したとのことで、再度来店いただきました。 上から読んでも下から読んでも同じになる「回文短歌」をモチーフにした短編

          『小説 新短歌教室/いろはみたし』

          病気や介護で人生大変だ!―うつでも30年生きのびてきた 私の闘病・介護記

          小社から自費出版をされた著者にアンケートしてみました。本を作ってみての感想などを聞いています。自費出版に興味のある方はぜひ参考にしてください。 今回は2022年8月に『病気や介護で人生大変だ!―うつでも30年生きのびてきた 私の闘病・介護記』を出版された犬山メイさんにお答えいただきました。 自費出版をしようと思ったきっかけは何ですか?身近な病気となってきたうつ病ですが、著者の犬山さんはその中でも患者全体の1割と言われる難治性うつと向き合いながら半生を歩んでこられました。

          病気や介護で人生大変だ!―うつでも30年生きのびてきた 私の闘病・介護記

          『同窓会しませんか』

          小社から自費出版をされた著者にアンケートしてみました。本を作ってみての感想などを聞いています。自費出版に興味のある方はぜひ参考にしてください。 今回は2022年1月に『同窓会しませんか』を出版された中条歩さんにお答えいただきました。 自費出版をしようと思ったきっかけは何ですか?著者の中条さんは「25歳までに本を出版する」と決心し、24歳の時に小社を訪ねてくださいました。原稿を読ませてもらうと、今まで中条さんが出会った方への感謝があふれる、素敵な文章でした。 また読売新聞大

          『くるくるなるなる』

          小社から自費出版をされた著者にアンケートしてみました。本を作ってみての感想などを聞いています。自費出版に興味のある方はぜひ参考にしてください。 今回は2022年3月に『くるくるなるなる』を出版された岡田全也さんにお答えいただきました。 自費出版をしようと思ったきっかけは何ですか?元々保育士をされていた岡田さんは、数年前にお父様からプラスチック製造会社を引き継ぐことになりました。そして現在、岡田さんは保育園も運営されています。 こどもたちのこともプラスチックのことも両方わか

          京都はひとり旅が似合う。

          小社から刊行されている本を紹介します。 『令和に巡る 京都新100寺巡礼』秋吉茂 著 京都検定1級をもつ京都マニアの著者が京都のお寺100寺を選定しました。あえて有名どころは避け、味のある古刹名刹が選ばれています。実際に巡った100寺の伝承や豆知識、おすすめの見どころなどをオールカラーで紹介。 他にも周辺の散策情報や住職などから伺ったお話、ちょっとくすっとなるエピソードなど読み応え十分です。 また「京都はひとり旅が似合う。」をコンセプトにひとり旅にぴったりなお寺をピック

          京都はひとり旅が似合う。

          子どもと一緒に環境問題を考えよう

          今回は小社から刊行されている絵本を紹介します。 『くるくるなるなる』おかだまさや作・絵 プラスチック成型成型会社社長と保育士という異色の肩書をもつ著者が、子どもたちにきれいな地球を残したいと描いた絵本です。 プラスチックが環境や生態系に影響を及ぼすと言われて久しいですが、そのプラスチックゴミを捨てるのは人間です。ポイ捨てされたゴミが川や海に流れ着くのです。 「子どもたちにはまず、『ポイ捨てをしない』ということから伝えていきたい」と著者はこの絵本の制作にとりかかりました。

          子どもと一緒に環境問題を考えよう

          『唯物論的社会契約論概論』

          小社から自費出版をされた著者にアンケートしてみました。本を作ってみての感想などを聞いています。自費出版に興味のある方はぜひ参考にしてください。 今回は2018年1月に『唯物論的社会契約論概論』を出版された石田力さんにお答えいただきました。 自費出版をしようと思ったきっかけは何ですか?実際に本を作ってみていかがでしたか?本を出版された後、ご家族や友人など、周りの反応はどうでしたか? 著者の石田さんは、数年前、ご自宅で飼っている猫(ののちゃん)の育児(育猫)日記に写真をつけて

          『唯物論的社会契約論概論』