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未来へと続くこの道は、「戦争」か「平和」 どちらに向かっているのか

小社から刊行された本を紹介します。

『「戦争への道」ではなく「平和への道」を進もう―神話の呪縛を解く―のぶ爺さんの子と孫への話』 髙橋信敏 著


きな臭いこの世の中に、のぶ爺さんが物申す! 政治の中に潜む「神話」をひとつひとつあぶり出し、その呪縛を解いていきます。

著者は問いかけます。安全保障、日米安保は今のままでいいのか、と。「目には目を歯には歯を」理論で「軍事力には軍事力を」と防衛費を大幅に増額して軍備拡大する政府に疑問を呈しています。軍事力ではなく外交力、対話力が大切なのだと。

また、日本国憲法についても改正の動きを疑問視しています。戦後、どのように憲法が定められたのか歴史を振り返りつつ、憲法前文と憲法9条を守るべきだと訴えます。決して「押しつけ」ではなく、世界の手本となるような憲法を「改悪」するべきではないと。

のぶ爺さんは、今のままではいつの間にか日本が「戦争をする国」になってしまうのではないかと危惧しています。そうさせないためにも、せっかく与えられている選挙権を無駄にせず、「平和への道」へと導いてくれる政党・議員に投票すべきだと言います。

政治的背景や世界情勢、歴史など、いろんな角度から「平和への道」を提案している本書は、ぜひ若い人たちに読んでいただきたいと、のぶ爺さんは願っています。