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『くるくるなるなる』

小社から自費出版をされた著者にアンケートしてみました。本を作ってみての感想などを聞いています。自費出版に興味のある方はぜひ参考にしてください。

今回は2022年3月に『くるくるなるなる』を出版された岡田全也さんにお答えいただきました。

自費出版をしようと思ったきっかけは何ですか?

プラスチックが悪者になろうとしている時代の中で、プラスチック製品がプラスチックごみになったことで、自然に、地球にどういった影響を及ぼすのか・・・未就学児に伝えるツールとして絵本を作りたいと思いました。

元々保育士をされていた岡田さんは、数年前にお父様からプラスチック製造会社を引き継ぐことになりました。そして現在、岡田さんは保育園も運営されています。
こどもたちのこともプラスチックのことも両方わかる著者だから描けた絵本だと思います。

実際に本を作ってみていかがでしたか?

イラスト・構成全て自分でやりましたが、清風堂書店さんからのアドバイスやご意見をいただく中で楽しく作ることができました。

岡田さんは「数週間前にダウンロードしました」と言って、iPadの描画アプリを器用に使いこなし、作品をあっという間に仕上げてくださいました。
岡田さんの遊び心で、画面いっぱいの風景には実は小さな生き物が隠れています。

本を出版された後、ご家族や友人など、周りの反応はどうでしたか?

家族や会社従業員は僕が絵本を作っているところを見ていたので、それが絵本という形になったことなど驚きも含めて温かく見守ってくれていました。自分のこどもたちにも作成中の姿や本屋で販売されているなど、何かしら感じてくれるものがあったように思います。
アマゾンや書店で絵本が販売されていることに関しては、友人知り合い含めて多くの方が関心をもってくれました。
多数の方が購入してくださいました。感謝しかないです。

『くるくるなるなる』ですが、3月に刊行するとあっという間に在庫がなくなり、たちまち2刷となりました。環境問題を考える第一歩の本として、たくさんのこどもたちへ届いてほしいです。

『くるくるなるなる』
おかだまさや著/B5判・40頁・上製本/本体価格1,500円+税
初刷:2022年3月1日発行 2刷:2022年6月30日発行