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『「戦争への道」ではなく「平和への道」を進もう―神話の呪縛を解く―のぶ爺さんの子と孫への話』

小社から自費出版をされた著者にアンケートしてみました。本を作ってみての感想などを聞いています。自費出版に興味のある方はぜひ参考にしてください。

今回は2023年7月に『「戦争への道」ではなく「平和への道」を進もう―神話の呪縛を解く―のぶ爺さんの子と孫への話』を出版された髙橋信敏さんにお答えいただきました。

自費出版をしようと思ったきっかけは何ですか?

戦争準備に盲進する政府に危機感を覚えたことです。
 ひとりでも多くの方へ、その危険な実態をお知らせするために、本の出版を考えました。

著者の髙橋さんは特に若い人に昨今のきな臭い状況を知ってほしいと、この本を出版されました。憲法や世界情勢、歴史などあらゆる視点から日本が進むべき「平和への道」を説いています。

実際に本を作ってみていかがでしたか?

本自体は、それなりに良くできたと思います。時々参考に関連箇所を拾い読みすることがありますが、これだけよく書けたな(今ならもう書けないかも)と、われながら感心します。これは編集者の懇切丁寧なご指導とご協力の賜物と、改めて心から感謝しているところです。
一方、この本がどれだけの人々にその存在を知られ、そして読まれるのか、という点では、心もとない感じを受けており、何らかの工夫が必要だと強く感じております。 

髙橋さんからいただいた原稿は23万字! 平和な日本を次の世代、また次の世代へとつなぎたいという熱い思いがつまっています。
ぜひ若い人に読んでほしいとの思いから、公立図書館と高等学校の図書館に献本されました。

本を出版された後、ご家族や友人など、周りの反応はどうでしたか?

本を贈呈した元勤務先の同僚が同期生に回覧してくれて、回覧先から労いの言葉を頂いたり、先輩からご子息とご友人に回しているとの連絡を受けました。お読み頂ける価値があるとご評価頂いたものと、安堵しております。
また、献本先のある高等学校の図書館司書の方から「多くの生徒達に読んでもらいたいと思います。」とのお言葉を頂戴しました。
これで、「平和への道」をつくる捨て石の一つになれたのではないかと思い、私を慈しみ育ててくれた社会への恩返しを幾らかでもできたのではないかと満足しております。

知らない間に「戦争をする国」になってしまわないように、国民ひとりひとりが政治に関心を持つことが大切ですね。まずは選挙で、「平和への道」を進む政党・候補者なのか、しっかり見極めることが肝心とおっしゃっています。

『「戦争への道」ではなく「平和への道」を進もう
―神話の呪縛を解く―
のぶ爺さんの子と孫への話』
髙橋信敏 著/A5判・352頁・並製/本体価格1364円+税
2023年7月15日発行