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独立リーグの持つ可能性。そして、僕が四国で働きたいと思った理由。

今日は独立リーグの持つ可能性について、書いていきます。

以前、「独立リーグの魅力」について、書かせていただきました。

今日は、この魅力を更に掘り下げて、独立リーグがどのような可能性を持っているか、考えてみます。

〈目次〉
1.独立リーグの持つ魅力
2.「個人事業主」、「職業」として野球をやること。
3.「give」する時代
4.独立リーグの持つ可能性
5.終わりに

1.独立リーグの持つ魅力

上にも以前の記事を載せましたが、改めて、簡単に独立リーグの魅力を書こうと思います。

独立リーグの持つ魅力とは、「個人事業主」として、野球に取り組める環境です。「職業」として野球をやれるわけです。

「個人事業主」として野球をやるということは、自分を「選手」としての側面、そして、「商品」という側面も掛け合わせながら扱わなくてはいけません。

「選手」として野球をやることは、部活動と同じで、とにかくスキル向上を目的とします。

「商品」として野球をやることは、開発なり、管理なり、営業なり、全て自分自身でやらなくてはいけないわけです。セルフプロデュースセルフブランディングとも言いますね。

要するに、「稼ぐ」ためにどうするかを、必死に考える機会があるわけです。稼げないと、生きて行けないわけですから。

何それ、難しそう。
と思ってしまいがちかもしれませんが、それは当然のこととも思います。

なぜなら、「稼ぐ」ことについてこんなにも実践的で、思考する機会は、学校教育や部活動、一般企業に従事しているだけでは、ないからです。

経験が不足してるだけ。だから、そう思ってしまうだけなんです。

この魅力こそ、可能性を秘めるポイントだと、僕は考えています。

2.「個人事業主」、「職業」として野球をやること

では、なぜ、僕がそれを「可能性」と捉えるか。

「個人事業主」、「職業」として野球をやってどうなるの?
ということですが、

こうやって、自発的「稼ぐ力」を身につけることって、最終的にはどこに行っても「生きていく力」になると思うんです。

すごく抽象的な表現となりましたが、「生きていく力」が身につくということは、「できること」が増えるわけです。

どうやったら自分を「商品」として開発するか…。

どうやったら自分を「商品」として管理するか…。

どうやったら自分を「商品」として営業するか…。

こう考え続けることで、実際に「自分がやるべきこと」、「やってみようと思えること」が出てくると、僕は思います。

もちろん、部活動や他の場面でも「意識」はできます。

でも、「生活をかけて」それをやることって、「意識」とか、そんな口八丁だけで済むことではないんです。生きるためにやっていくわけですから。

これは、やった人にしかわからない、言葉では表せない感覚です。

でも、そこに「可能性」があるから、僕はこうやって発信したいんです。

3.「give」する時代

しつこいようですが、間違いなく言えることは、「独立リーグにしかない魅力」は、「可能性」です。

独立リーグにしか、「与えることのできない価値」だからです。

少し話を脱線させてください。

時代は「give」する時代です。

価値を与え続けられる人間、組織、業界こそ、生き残っていける時代です。

僕はまさに、ここにこそ「野球競技人口の低下」、「野球人気低迷」の根源があると考えます。

部活動の与えられる価値って、なんですか?

野球をやって得られる価値って、なんですか?

僕はもう、「部活動」だけで野球の「give」を賄うことには、限界があると思っています。

僕は高校野球の指導者をやっていました。

高野連とも、間接的ではあるものの、内部のマインドに触れる機会もありました。人並み以上に多くの知見に触れている自覚があります。

間違いなく、素晴らしいもの、なくてはならないもの。とも考えています。

と同時に、部活動とは、非生産的、非合理的な活動だとも感じています。

体力と意欲、感性に溢れる、高大生の「限られた時間」を、部活動というものに当てるわけですから。語弊を恐れずに言えば、「時間を奪われる」と言う見方もできるのではないでしょうか。

「自発的、やりたいからやってるんだろ。」と、言えば間違いありません。

更に言えば、恐らく「競技人口の低下」、「野球人気低迷」が進んだところで、「ビジネス」として成果を出すNPBの人気は高まる一方であり、今後も科学技術や知識の発達も伴って、今以上に素晴らしい実績を残せる選手も出てくることと思います。

プロ野球の人気が高騰することでビジネス収益は上がる中、野球競技人口は減り、その影響によって他の競技人口が伸び、更には他の競技で実績を残せる人が増えることもあれば、社会的にはその方が好循環かもしれません。
あくまで仮説であって、少し複雑にすら感じてしまう仮説ではありますが。

しかし、そんなことを言ってしまえば、らちもあかないし、なんの問題解決にもならない。

では、なぜ、「野球」は存在するのでしょうか。

僕は、あくまで、ただの「娯楽」だと考えます。
人生をより良く生きて行くための、「手段」に過ぎないわけです。

そして、「手段」であると言うことは、人生をより良く生きて行くための「選択肢」の1つでしかありません。

「野球」に対して、それ以上を求めてしまうことは、ちょっと、息苦しい。

そうなると、「野球をやる、始める」と言うことも、少しばかり一苦労なのかなとも感じます。

だからこそ、「野球」を提供する人、組織、環境は、常に「その人の人生をより良くするための選択肢、または価値を与え続けること。」を目的にすべきだと、僕は考えます

そうすれば、廃れもせず、より良いものとして、磨かれるのではないでしょうか。

4.独立リーグの持つ可能性

かなり長いこと脱線しましたが、話を戻します。

先ほどの脱線を、「独立リーグの持つ可能性」に置き換えると、まさに、独立リーグにしか与えることのできない「選択肢」、「価値」があるわけなんです。

ただ、極論にはなってしまいますが、「独立リーグの持つ可能性」とは、「一概にこれ。」と、言えることはできません。

まさに可能性は無限大だと思います。

例えば、「育成」の環境でもあるわけで、生活をかけながら、ストイックにNPB、メジャーリーグを目指す人がいても良い。

更には、独立リーガーと言う「職業」が確立すれば、もっと「職業」として独立リーガーを目指す人が生まれたって良いと思う。

そして、高校、大学、社会人の野球部という進路の「選択肢」の他に、独立リーグという「選択肢」が増えることで、そこでしか得られない経験や価値を、次の人生のステップアップに活用できる現場となっても、素晴らしい。

そこには、「人の持つ最大限の可能性を引き出す環境、瞬間」があるわけです。

それこそ、「独立リーグの持つ可能性」だと、僕は考えています。

=野球を通して海外に行ったり、外国人と触れ合うことで、海外に興味を持てることだって、素敵ですよね=

5.終わりに

とりとめない文章になってしまったことは、すみません。

長々と読んでいただき、ありがとうございます。

これは、僕が四国アイランドリーグplus運営事務局で働こうと思ったきっかけでもあります。

この「可能性」を、社会に発信したい。

この、「人の持つ最大限の可能性を引き出す環境、瞬間に携わりたい。」という想いが、志望動機となりました。

今はまだ、理想像を文章で述べているだけであり、机上の空論でしかありません。

僕の想いだけで突っこんで、打ち返されることだって、大いにあります。

期待だけさせておいて、結局、何もできないこともあるかもしれません。

堂々と、こんなにも大々的に理想像を掲げるのは、恥ずかしさすらあります。

でも、僕はこの「可能性」こそ、今後の野球界に必ず素晴らしい影響を及ぼすと信じています。同時に、それが社会に還元されれば、きっともっと良い社会になっていくとも思っています。

未来、将来のことは、まだ何もわかりません。

ただ、今、この瞬間、僕ができることは、まずはこうやって声を大にして、発信し続けることなのかなと。それが僕のミッションなのかなと思っています。

この熱狂が誰かに通じて、また新たな熱狂が生まれれば、それがまた新しい「可能性」になる。

少しでもこれが、より良い社会、人生につながるきっかけになれば、それ以上に嬉しいことはありません。

ご精読、ありがとうございました。

=バット1本で生涯200億を稼いでるレジェンドとも野球ができたことは、良い経験です。当時は出場の枠が減ることに、嫌悪感しかありませんでしたが。笑 そのくらい必死でした。=

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