シーナとネコの日常物語
こんにちは、シーナです。
最近のヨルダン、連日とにかく暑いです!
最近の日中の気温は35度前後ほどあります。
日本の夏と気温的にはあまり変わりはないかもしれないですが、ヨルダンはとにかく日差しが強い!
本当に日中は外に出たくないくらい暑いし日差しが痛いんですが、ヨルダンの夏は雨が降らないので空気が乾燥している分、カラッとした暑さなので、影にさえ入ってしまえば気持ちがよい涼しさを感じることができます。
そのためか、町中にいるネコちゃんたちも日中はどこかに隠れて姿を見せてくれません。
ヨルダンとネコ
実は、ヨルダンでは至るところでネコちゃんを見かけます!
ネコちゃんには、野良ネコと家ネコの2パターンがあって見分け方も簡単です。
野良ネコちゃんは、ゴミ箱でゴミを漁っていることが多いです。
(とってもかわいそうだけれど、、、すべてのネコちゃんが衛生的な環境にいれるようになって欲しいなあ)
家ネコちゃんも名前は家ネコですが、ヨルダンでは放し飼いにする家庭が多く、お外をぶらぶらしていることが多いです。
だから、ヨルダンではたくさんのネコを見かけるんです。
わたしの家の近所にもネコちゃんたちが住んでいて、わたしの家の大家さんもまたネコちゃんが好きで建物にネコちゃんがいるので、その子たちを観察したりごはんをあげたりするのが毎日の楽しみでもあります。
ネコちゃん紹介
まず、うちの建物にはわたしが住み始める前からいる先輩ネコちゃんが2匹います。
1)ジャンピー
わたしが今の家に住み始めた頃は、まだ小さかったジャンピー。当時は建物の中にいるのが好きで、ちょっとでもエントランスのドアが開いたら建物に飛び込んで来たことから、わたしが名付けました!
今ではおなかが空いたときだけ建物に帰って来る子になってしまって、ちょっと寂しい、、、
もっと頻繁に会いたいなあ。
2)マザー
なぜこの子がマザーかというと、ジャンピーのお母さんだから。
すごく美人さんだけど会うネコ会うネコにシャーシャーいう、ちょっとお高くとまった子。
わたしが住み始めた後にやって来たのが、
3)マックス
去年のとある夏の金曜日、夫・オリーブさんが金曜礼拝から帰って来たときのこと。
玄関から「シーナ!今すぐに来て!」と、なにやら少々興奮気味にわたしのことを呼びました。
急いで近寄ると、そこには両手に収まるほどの小さな子ネコがいたのです。
その子ネコこそがマックスです。
大家さんが道路で困っていたマックスを助けて、そのまま連れて帰って来たのがきっかけでうちの建物にやって来ました。
手のひらサイズだったマックスも、今ではこんなにも大きくなりましたよー!
先輩ネコ・ジャンピーのことが大好きで、小さい頃からじゃれて遊んでもらっていました。
今でもジャンピーに慕っているけど、自分の体が大きくなったことに気づいてないのか、小さい頃のように飛びかかったり噛んだりして、すっごい怒られてた(笑)
マックスが今まで出会ったネコちゃんの中で一番おもしろいなと感じます(笑)
ヨルダンで仕事をしていたときは、帰って来てマックスを見かけると「マックス!」って声をかけて、マックスもわたしに気づくと「ニャー!」と言って駆け寄ってくれました。
(エビ寝まじかわ、、、♡)
さてさて、今年の3月のお話。
マザーにある変化が訪れました。
マザーが妊娠していてもういつ赤ちゃんが産まれてもおかしくないおなかの大きさになっていました。
そこから少ししてまたマザーを見かけた頃にはおなかがスッキリしていたけれど、子ネコの姿を確認できず、、、
更に1ヶ月後、近所でマザーの赤ちゃんたちを発見することができました!
どうやら3匹産まれたようです。
寝方がかわいすぎてきゅん、、、♡
後から聞いた話によると、マザーは地下駐車場でたった一人で出産をしたらしいです。
後日、人間に助けを求めて子どもたちのところまで案内して、案内された人が子ネコちゃんたちにこの安全なスペースと段ボールを用意したそう。
このうちの1匹がだれかにもらわれていき、マザーがこの子たちの元から去った今は、この子ネコ2匹がいつも一緒にいて一生懸命に生きています。
毎日一緒に走り回って、いっぱい遊んで、わたしの大家さんのプランターをひっくり返したり、小枝なども折ったりしてしまうくらいエネルギッシュでやんちゃな子たちです♪
4)リトルジャンピー
好奇心旺盛で元気いっぱいなリトルジャンピー!
好奇心から、お兄ちゃんネコ・ジャンピーのように少しの隙間からでも家の中に入って冒険がしたい性格から、リトルジャンピーと名付けました。
気づいたらわたしの後をつけて家の中に入って来てしまったので、家の中で追いかけっこ状態になったこともありました(笑)
初めての体験で誇らしげなリトルジャンピーでした。
リトルジャンピーは、オリーブさんのことが大好きなんです。
オリーブさんの鍵のジャラジャラする音や声が聞こえると、マザーと一緒にいても寝ていても、オリーブさん第一優先で走って近寄って来ます。
オリーブさんが作ったこのおもちゃで遊んでもらうのが好きです。
5)シルベスター
怖がり屋さんなジルベスター。
ジルベスターは、リトルジャンピーより体が少し小さいです。なぜ三つ子の兄弟なのに体の大きさが違うのかというと、当初は人も怖いし音も、とにかくすべてのものが怖くて自分の寝場所から動くことができなかったから。
ごはんもマザーが食べているのを目視確認してからじゃないと食べられなかったので、リトルジャンピーと比べて圧倒的に食べる量が少なかったからです。
マザーが去ってしまった後、リトルジャンピーがわたしとオリーブさんにお世話してもらっているのを見て、少しずつわたしたちに心を開くようになっていきました。
今でもリトルジャンピーの後をついて回るのですが、食欲と自己主張が増しています。
リトルジャンピーと比べると大人しめですが、それでもリトルジャンピーの分のごはんを横取りするくらい元気いっぱいです!
リトルジャンピーとシルベスターの2匹組をボーイズと呼んでいます♪
2匹で楽しそうに遊んでいるのを観たり、話しかけたらご飯をあげたりすることが、最近のわたしの楽しみです!
さて、このボーイズとお友達になりたいのが、先輩ネコのマックス。
でもマックスは不器用だから、子ネコたちとの遊び方が少し下手っぴ。
馬のような駆け足でボーイズを追いかけ回しては捕まえて、甘噛みしては嫌がられて怒られるという遊びを繰り返してました(笑)
特にお気に入りなのはおとなしいシルベスターのようで、よく標的になってましたね(笑)
さて、実はそんな愛らしいマックスがなぜか姿を消してから約1ヶ月も経ってしまいました、、、心配でしょうがないです。
お外に出る度に家の周りを名前を呼びながら捜索したり、近所のネコちゃんを見かけては話しかけて、行方を尋ねたり連れて来るようにお願いしたりするけれど見つけられず、、、
マックスがいない毎日はちょっと退屈。
早く帰って来ないかなあ。
ということで、最近のわたしの日常とネコちゃんのお話でした。
では、またー
シーナ
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