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似て非なるでもやっぱり似ている傾聴業四天王の違い その1

こんにちは!
キャリアコンサルタントのHIROです。

前回キャリアコンサルティングとはどういうものかを簡単にご紹介しました。
https://note.com/seeds_c/n/n4678bb296ec2

ここで当たり前のように浮かぶ疑問。
「キャリアコンサルティング、カウンセリング、コーチング、コンサルティングは何がどう違うのか?」ということ。
そうなんです!とてもこれらの違いを理解するには難しいのです!
なぜなら、
1. 話を聴いて問題解決のイメージが似ている
2. 対象の人や考え方が各専門家によって異なり、領域が被ることが多い
3. そもそも言葉は知っているけど受けてないからわからない
というのが主な理由だと考えます。

そこで今日は私なりの考察をシェアさせていただこうと思います。
はじめにお伝えしますが、私はカウンセリングの資格も、コーチングの資格もありません。
独学で学んでいるくらいです。ただ、受けたことはあるのである程度経験則の話もあります。
また、先程もお伝えした通り、様々な人の様々な見解、専門領域が異なり、多種多様な考え方がある分野でもあるので、あくまで、「私の考えはこうです」ということだということをご理解くださいね。

【共通していること】
大枠で捉えた場合、共通することもあります。
1. 相談者の力になりたいと考えている
2. 抱えている課題・問題を解決したいと考えている
3. 相談者がよりよい選択をするために支援したいと考えている

という目的は共通しているのではないでしょうか。
これらの目的を達成するための「アプローチの方法」が異なるため、違いが分かりにくいということに繋がっている一端だと思います。

【それぞれの意味・解釈は?】
それぞれの言葉をwikipediaで調べるた結果です。

《カウンセリング》
依頼者の抱える問題・悩みなどに対し、専門的な知識や技術を用いて行われる相談援助のことである。
《コーチング》
一般的な英語のcoachingの意味であり、運動・勉強・技術などの指導をすること。
促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談(コンサルテーション)の一形態。ただし、世界的に合意された明確な定義は存在しない。
《コンサルティング》
企業(まれに行政など公共機関)などの役員(特に経営者が多い)に対して解決策を示し、その発展を助ける業務のこと。または、その業務を行うこと。
《キャリアコンサルティング》
学生、求職者、在職者等を対象に職業選択や能力開発に関する相談・助言を行う専門職である。就職希望者や労働者を対象に、職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談を行う。この相談のことをキャリアコンサルティングという。

調べると何となく違う感じがします。
私は「キャリアコンサルティング」を行うキャリアコンサルタントです。
しかし過去の記事(https://note.com/seeds_c/n/n419c93510eb7、https://note.com/seeds_c/n/n44c1df0f0940)でもお伝えした通り、私は「職業や仕事」の相談だけではなく、「人生そのもの」に対する相談・助言がこの仕事だと考えています。
このように、百科事典的な意味こそ違いますが、その解釈の仕方によって幅がぐんと広がるのが、これら業種であり、違いが分かりにくくなる一端となっています。

【違いを考える上での視点は2つ】
・相談をする人側
・相談を受ける人側

それぞれの視点からこの4つの違いを次回は見ていきたいと思います!

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