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作詞集

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2023年9月の記事一覧

しんだらいいよ

しんだらいいよ

しんだらいいよ
何も困らないでしょう
これ以上生きたって
仕方がない
いいことなあんてひとつもない
しんだらいいよ
誰も困らないでしょう
寧ろさあ喜ぶ人が居る
オトクだオトクだオトクだオトクだ

しんだらいいよ
しんだらいいよ
しんだらいいよ
しんだらいいよ
しんだらいいよ
しんだらいいよ
しんだらいいよ
しんだらいいよ
しんだらいいよ
オトクだオトクだ
誰も困らない
んふふふふふふふ
しんだらい

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青でも黄でもない

青でも黄でもない

宇宙からみたそれは
青や黄に見えるそうだけれど
地の底から這い出たばかりのボクには
不毛な大地と疎らな人影色んな廃墟が見えた
シンプルな芸術ではなく愛憎入り乱れた現実がそこにあった

地獄に居た頃に聴こえた歌
カンダタを救う糸のようだ
そうだ
そうだった
罪の覚えなどないしきいてもしらんぷりだ
それでもその糸に心が救われたあ
糸は切れそれでもなお登ろうとした
色んな困難で遅くなってしまったけれど

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HM 16年目の16歳

HM 16年目の16歳

十六歳だったキミが十六年目を迎えても
ボクらあの頃のままでいたがった?
そして今や大人になってしまったのだろうか
初めの煌めきはもうないのかな
鳥肌の立ったあの曲が思い出の中に埋もれても
ボクらあの頃の感動欲しがった
そして今は子供になったのだろうか
酷く遠いまま過ぎて

やっと

キミはどうやら多くに受け入れられて
象徴偶像概念になった
それぞれの世界
変わる調声
着せ替え人形のエムブイいっぱ

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今更

今更

今更それをしたって手遅れなんだよ
みんなが群がる時にはいきたくない症状
或いは仕方がないほどできない境遇も
みんなは関係ないから知らない当たり前の

多数決だけがすべてで逆張りなんて
馬鹿にされるだけの調子
成果は正義
言い返しても虚しいだけの
「なんにもない」
とか 今度は凡庸
言葉がないほど虚しいところに
「まだ続けてるの?」
「終わらないよ」
「死ぬまで続こう」
言うは容易く行うは痛く
「な

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