ロングボードはシーコング!

ロングボードの本場カリフォルニアから世界的に価値あるブランドを直輸入ならではの価格設定…

ロングボードはシーコング!

ロングボードの本場カリフォルニアから世界的に価値あるブランドを直輸入ならではの価格設定でどこよりも安く販売しています。また性能と価格を両立したオリジナルボード、日本随一の流通を誇る中古ボードなどご予算に応じて絶対に後悔しないボード選びをサポートさせていただきます!

最近の記事

The Surfers Journal 22.6

2014年に発売されたアメリカの権威的な雑誌「サーファーズジャーナル」において、エディターのケビンオサリバンの依頼により原稿を提出させていただきました。 タイトルは “もしもフィル・エドワーズが月に行ったら” ということで、内容はロビンとの長年の腐れ縁についてです。 初めてロビーと会ったのは1999年の9月。前年にサーフショップを始めた私はプロモーションの一環として私のショップ、ボードが雑誌に取り上げられる方法を模索していた。ちょうど雑誌「NALU」が第1回のコンテストを

    • オンザボード 2014年11月29日発売 #94号

      勝者を宣言するカシアミーダーがジャレッドの左手を高らかに上げた。衝撃的なパフォーマンスだった。世界レベルの演技に歓声は鳴り止まなかった。驚いたことに優勝は間違いなしと思われていたにもかかわらず一番喜んでいたのはジャレッド・メル本人だった。 遡ること3週間。夕方5時、私のパソコンにジョージからメールが届いた。ジョージとはロビン・キーガル、ダレン・ユーデリーとともにウェーバーサーフチームに属していた古くからの友人だ。友人といっても24歳も年下だが、カリフォルニアでは友人関係に年

      • ザ・ストレージパーティ 2010年2月15日カリフォルニア カピストラーノビーチ

        暗闇の先から突然目がくらむほどのサーチライトとショットガンを構えた7人のSWAP隊員が怒号とともに迫ってきた。 数分後、私達4人は映画「ユージュアルサスペクツ」のパッケージ写真のように後ろ手に手錠をはめられたまま壁の前に整列し写真撮影された。2010年2月15日夕方、カリフォルニア州カピストラーノビーチのロビン・キーガルのファクトリー。 そのときロビンはカリフォルニアのサーフカルチャーに嫌気がさし、自らの方向性を模索するためハワイから日本、オーストラリア、ヨーロッパと巡る

        • 【ダイナミックエンデバー“SURFAR!”】

          遡ること2週間前、パリのシャルルドゴール空港に降り立った私は少し遅れてロサンゼルスから到着するクリスの出迎えに向かった。 現れたクリスは片手にすべての荷物を積み込んだ手製のダッフルバッグ、そしてもう片方の手には7'11ftの見慣れないボードを持っていた。そのボードはエアキャップに包まれた状態ではなく、片面にワックスが塗られたままのいわゆる裸の状態だった。 「それで平気だったの?」と私が訪ねると、「バッグに入れているより丁寧に扱ってくれるんだ」と言った。 私はそのことに感

          ★「NALU」2020年4月号・・・"The Sprit of Craftmanship"『デーンピーターソン編』

          「本職はフォトグラファー。シェープは遊びさ。だから何本作らなければならないとか、いくら儲かるとか考えながらボードを作る必要はない。最高のものだけを作ることに没頭できる」 シェープルームでボードをチェックしながら早口でまくしたてるデーンピーターソンのボードを心待ちにしているファンは多い。そのリストには一般のサーファーだけではなくアレックスノストを筆頭に名の知れたサーファーたちが名を連ねている。興味深いのは彼らも一般のユーザーと同様にお金を支払い、ボードを購入していることである。

          ★「NALU」2020年4月号・・・"The Sprit of Craftmanship"『デーンピーターソン編』

          ★「NALU」2020年1月号・・・"The Sprit of Craftmanship"『ダノー編』

          日本の総面積を上回るカリフォルニアの南北に長い海岸線にはいくつもの名だたるサーフポイントが点在している。スティーマーズレーン、リンコン、マリブ、サンオノフレ、スワミーズ・・・共通点はポイントブレイクだ。何万キロも彼方の地球の両極近くに端を発する低気圧のうねりは長い周期を保ちながら岬の先端を海岸線に対して斜め方向にヒットしパーフェクトなマシンブレイクを生み出す。それらはサーフィンの黎明期よりサーファー達を惹きつけ地域特有の文化を形成しながら聖地と呼ばれるようになった。対して現在

          ★「NALU」2020年1月号・・・"The Sprit of Craftmanship"『ダノー編』

          ★「NALU」2019年7月号・・・"SHAPE MY LIFE"『ロビンキーガル来日!』

          4月2日の夕刻、成田空港でロビンキーガルをピックアップした私は湘南に戻る前に皇居の千鳥ヶ淵に向かった。本来ならその前の週末が見頃であったはずだが気温がさして上がらなかったことと、珍しく風が穏やかだったため、その日は満開の桜が夜空を遮るほどにロビンの来日を歓待した。 10歳に満たぬ頃、母親と育ての親となる老人夫妻は毎週末になるとロサンゼルス市内にあるリトルトーキョーにロビンを連れて行った。空手のポーズをしたり、浴衣を着て盆踊りに興じている写真も残っている。しかし彼が一番好きだ

          ★「NALU」2019年7月号・・・"SHAPE MY LIFE"『ロビンキーガル来日!』

          ★「オンザボード」2013年9月号"the Basque & Rome"

          「ちぇっ、波なんか無いじゃないか。こんなところまで連れてきやがって」と、溜まっていたものを爆発させるようにフランス人のホバンが言い出した。「嫌なら、帰れよ」と、追い詰められた状況にあったイタリア人のジョンジが対抗し、その日の争いは始まった。もともと同じラテン民族でありながらまったく異質の性格を持つこの二つの国の、しかも若いサーファーたちが10日間も仲良く行動を共にできるはずがない。そしてここはサルディーニャ。太陽が燦々と降り注ぐ地中海のど真ん中。この陽射しがそれぞれの鬱積して

          ★「オンザボード」2013年9月号"the Basque & Rome"

          ★「NALU」2013年7月号"Gato Heroi Dynamic Endevourin Japan ロビンキーガル新島へ!"

          波高6メートル、秒速20メートルの強風の中、船体に打ちつける波音を聞きながら私たちは近づきつつある島影を見つめて操舵室の中で身を寄せ合っていた。その中の一人が「大丈夫かな。沈まないよな。」とつぶやいた。すると他の一人が「これくらいは大丈夫さ。しかし俺達ののトリップはいつも波乱だな。あいつ自身が嵐みたいだからな」と返す。一瞬、笑い声が響き渡った。あいつとはもちろんロビーのことだ。定員2名の操舵室に船長の他5人がすし詰めになっている。何しろ船底の部屋は洗濯機の中のようにグラインド

          ★「NALU」2013年7月号"Gato Heroi Dynamic Endevourin Japan ロビンキーガル新島へ!"

          ★「NALU」2013年1月号"ROBIN KEGEL LIVE IN FRANCE"

          午前中の雨がうそのように雲の切れ間から光が差し込んできた。バスク地方特有の白い外壁を利用したフィルム上映の準備をしているニューヨーク在住のカメラマン、ヤンと最近フィルマーとして頭角を現しているジョージにとっては好都合だ。ヤンは昨年のガトヘロイのダイナミックエンデバー「SURFAR」を8ミリカメラで追いかけ、1年の歳月をかけ編集を終えていた。ジョージはジョエルがプロデュースする「クークボックス」のプロモーションビデオを仕上げてきた。もちろんガトヘロイとは関係ない映像だが、たくさ

          ★「NALU」2013年1月号"ROBIN KEGEL LIVE IN FRANCE"

          2023年もよろしくお願いいたします。

          まことに勝手ではございますが、本年度のシーコング東京江戸川店、藤沢店、大阪店の営業は12月27日午後0:00までとなります。 新年は1月5日から通常営業となります。 その間、お電話、メールなどでのご対応ができませんのであらかじめご了承ください。 今年も皆様にご利用いただきましてまことにありがとうございます。 2023年もまた、引き続きよろしくお願いいたします。 2023年が皆様にとりまして素晴らしい年になりますよう願っております。 よいお年をお迎えください。 シ

          2023年もよろしくお願いいたします。