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期間限定夫婦ってアリじゃない?

もしも結婚が「期間限定」だったら。
そんなことをある日思ってしまった後ろ向きすぎる女の頭の中をご覧下さい♩



結婚生活60年

25歳で結婚して85歳まで夫婦だったとすると2人の結婚生活は60年。
そして結婚につきまとう問題といえば「金銭問題」「子育て問題」「嫁姑問題」(きっとそのほかにも色々ある)など挙げればキリがない。
でも人生1度きり、そう考えると1度くらいは結婚してみたい、そういう欲が出てきてもおかしくはない、だって人間だもの!全然おかしいことじゃない。
でも人生の50年、60年を費やすと考えると億劫な気持ちに、ならばもしそれが数年という期間限定だったら?と私はある日思った。

今しか味わえない苦労なら苦痛ではなく思い出に変わる

例えば夫婦生活が「2年」という制限つきなら、夫婦に立ちはだかる問題や壁「今しか味わえない」と思って乗り越えられるのではないか。家族についてまわる「節約」という縛りも「2年」という期間限定なら「今しかできないこと」という価値が生まれ、今日は〇〇のディナーを食べに行こう、クリスマスプレゼントに高級ブランドのバッグをプレゼントしようなど2年の夫婦生活の日々の思い出を輝かしいもの、かけがえのないものにしよう、どんな素敵な日々にしようかという思いに変わるのではないだろうか。
人は期間限定という言葉に弱い。例えばこの先ずーっと好きなだけ寝てても良いという生活を送れるようになったとしてもきっと忙しかったあの頃が恋しくなる、それもこの先1週間だけ好きなだけ好きな時に寝ていて良いとなるといかにこの限られた1週間という時間の中で寝ることを満喫できるかに変わる。
こんなふうに「終わりの見えない夫婦時間」「期間限定の夫婦時間」に変わればいかにその時間の中で充実した日を送れるかに焦点が当てられ夫婦の間で生まれる様々な問題「障害物」ではなく日々を彩る「材料」へと変化します。

結婚につきものな「お祝い」

品のプレゼントやらご祝儀やらとにかく色々なものがある。
もしも私が結婚してそういうものを貰った時に抱く感情は「嬉しい」ではなく「苦しい」だ。周りから「おめでとう」の嵐を受け、もう後には引き返せないことをプレゼントと共に突きつけられる。もしもこの先この人と不仲になって夫婦を辞める時、自分たちだけではなくお祝いしてくれたみんなのことも裏切ることになると思うと心が苦しくなる。こういうことを言うと「考えすぎ」だとか「始まる前から終わりを考えていたらキリがない」だとか言われてしまいそうだけど、どうにもこうにも考えずにはいられないんだ!!!いくら大好きな人でも1年後、5年後、10年後、20年後にどう変わるか分からない、もちろん私も。結婚すると「一緒にいたい」から「一緒にいなければならない」というふうにいつか変わってしまうのではないかと思うと途端に結婚は恐怖に変わる。小学生、中学生、高校生の時に出会った友達で当時は「うちら大人になってもずっと友達でいようね!」って話していた友達とは疎遠になり逆に「卒業したら会わなくなるかな?」と思っていた友達ほど大人になった今でも連絡を取り合い時間が合う時にご飯を食べに行ったりする。これは私の感覚だけど願えば願うほど「願いは遠のき」気持ちをそらせばそらすほど「引っ付いてくる」感じがする。

良くも悪くも様々な影響を与える「結婚」

結婚は一生に一度、とよく聞くけれどそんな言葉もきっと誰かの心を蝕んでいる。
いい年なんだから早く結婚しなよ、なんて言葉もよく耳にする。
自分が結婚して良かったからってその人にとっても結婚が良いものかなんて分からない、その逆もしかり、だからって「結婚なんて」ってマイナスなイメージをみんなに押し付けたいわけでは決してない。ただ色々見聞きする中で私が抱いた意見がここに書き連ねたことなだけで、こういうふうに思っている人間もいるんだくらいに流してほしい。


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