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着物お手入れ

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記事一覧

着物の仕立て方に込められた意味

今、中谷比佐子さんの書いた「きもの解体新書」という本を少しずつ読んでいます。その中で、要…

着物のお手入れ、どこに頼む?

着物のお手入れ、プロにお願いしようと思っても、どこにお願いすればいいか迷いますよね。 今…

鷹の羽
3年前
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皺のお話。

士乎路紬は皺になりにくく、 くしゃ、と握ってもすぐに回復します。 きもののシワは、素材で…

着物の金彩加工

着物の金彩加工って聞いたことありますか? 洋服と違って着物は ・シミがどうしてもとれない…

鷹の羽
3年前
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和装にまつわるいろいろな気持ちをすくい上げ形にするのも作り手の仕事だと考えます

フォリア工房の私たちは、着物を着る方々の、着物にまつわるいろいろな気持ちや思い出を大切に…

自分用の半襟の掛け方

投げ銭スタイルなので、最後まで読めます。 参考になると嬉しいです。 お客様に納品する長襦…

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現代に生きる「虫干し」の文化 9月−4

 日本には春と秋に、2回衣替えがあります。制服などが変わるのは6月1日と10月1日。このうち、冬服へ変わることを「のちの衣替え」と呼ぶこともあります。この時期は着物を部屋に広げて干す「虫干し」が行われてきました。日本の風土に根付いたこの習慣、現代でも十分生かせそうです。 「虫干し」は年3回だった 今のように洗濯機で簡単に服が洗えなかった時代、日本人は「夏の土用干し」「秋の虫干し」「冬の寒干し」の3回、着物を箪笥や行李から出して干していました。夏は梅雨の間に溜まった湿気を、秋

帯締めの末路

2023/6/13 思うところがあり、着付け教室を開くのを諦めた為アカウントを閉鎖しようと思いまし…

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せん
3年前
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袷袖(振り)の出来上がり2通り

投げ銭スタイルなので、最後まで読めます。 参考になると嬉しいです。 袷袖の縫い方は、1通り…

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背伏せの色

投げ銭スタイルなので、最後まで読めます。 参考になると嬉しいです。 絽とか、透ける素材の…

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【着物のしまい方】換気のついでにタンスの中にも風を

2023/6/13 思うところがあり、着付け教室を開くのを諦めた為アカウントを閉鎖しようと思いまし…

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せん
4年前
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しばらく出番のない着物は『きものキーパー』にしまうと良いよ。水害からも守ってくれ…

2023/6/13 思うところがあり、着付け教室を開くのを諦めた為アカウントを閉鎖しようと思いまし…

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せん
3年前
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きものリアルクローズ 3

それでも私は半衿を縫う  自他共に認める不器用です。針を持てば笑ってしまうような運針テ…

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着物知識その11 「着物の保管」

第11回目は着物の保管について書いていきます。 こちらも、結構多い案件で、保管が難しいという話を聞きます。 また、保管中に胴裏が黄変した!などのトラブルもありますので、今回は少し保管方法や、なぜそうなるのかについて説明していきます。 1 そもそも保管の仕方がわからない。 そもそも保管の仕方がわからないという方が結構多いです。 なにに注意すればいいのかなどもよくわからないという人が多いので説明していきます。 とにかく、着物の一番の敵は極端な乾燥と湿気と酸化です。