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容赦なく突き刺さったアドラーの言葉5選【徒然読書34】

『嫌われる勇気』で一躍有名になったアルフレッド・アドラーですが、ふとアドラー関連の本を読みたいなと感じました。

たまに、一回読んだ本の関連分野や関連本を読みたくなります。

改めて読み比べてみると、やっぱり突き刺さりました。

今回は突き刺さった言葉5つをピックアップしていきたいと思います。

「いい人過ぎる人」は疑うべきだ。

他人から賞賛を得るために「いい人」を演じるという優越コンプレックスの現れだからです。

優越コンプレックスは「変わったことをして注目をひきたい」という心理を生み出し、あらゆる問題の元凶につながります。


仕事ばかりしているワーカホリックは交友と愛の課題から逃げている。

言い得て妙です。

仕事は基本やった分だけ成果が出るし、方向性もある程度わかります。

それに比べて、交友や愛は成果が見えにくく努力の方向も決まりません。

だから仕事に熱中することは、ある意味不完全なものから逃げていることにもなるのかなとも感じました。

うまくバランスを取れるようになりたいです。

「普通である勇気」を持つ。

自分らしく、好きなことをしながらごく自然に社会の役に立っている状態です。

勇気は共同体感覚の一部としています。
共同体感覚はアドラー心理学の中核をなすもので、他者を助け喜ばせることに喜びを感じる心と定義されます。

必要なことは相手に関心を示すこと、相手に共感すること。
相手の目で見て、相手の耳で聞くことである。

共同体感覚を築くためには、相手に関心をもち、考えや見聞きしていることを追体験することが必要なのです。

聞いているようで聞いていない、関心を寄せているようで自分勝手…というのはよくあることです。

自我を出しすぎず相手一色になってみる時間もあると、見る世界がかわるかもしれません。

ひとつの出来事を理解するためにも、子どもの人生の歴史をすべてひもとかなければならない。

最近ちいさいころから振り返ろうかなと感じることが多くなっていて、ドンピシャだと思いました。

自分の中で沸き起こる感情を客観視するためには、過去の振り返りが必要です。

過去のどういう経験がトリガーになってこの感情になっているのか、が見えてこれば自己分析も進むような気がします。


いつかはアドラーの原典を読んでみたいです。

解説書はわかりやすいし、エッセンスがまとめられているけど、本当に理解するためには本物に触れる必要があります。

これは歴史専攻時代に「第一史料に触れろ!」という感覚を叩き込まれている影響ですね。

この前誰かに「やりたいことがコロコロ変わってるけど、意外と帳尻は合わせてくるよね。最終的には回収するよね」と言われたので、それを信じて日々を過ごしたいです。

ここまで読んでくださりありがとうございました!!

あなたはアドラーの好きな言葉はありますか?


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