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リーダー系の本もいいけど、支える側の本ももっとあったらいいな【徒然読書32】
今までリーダーみたいな立場が多かったけど、社会人になって補佐の立場になることが増えてきました。
誰かを支えるというのは、視野を広く持って自分の意見も持ちつつ相手の意見を受け入れる姿勢が必要だと思います。
その参考になったのが、この本です!
2回読んだぐらい、身に染みました。
参謀の思考法 トップに信頼されるプロフェッショナルの条件
https://www.amazon.co.jp/dp/447810669X/ref=cm_sw_r_cp_api_i_82BCRQK1FWW1C07MZVN6
こんな方におすすめ!
✔リーダーや上司のサポートをしている方
✔参謀とは何かを知りたい方
✔リーダーシップの別視点を学びたい方
1.「参謀」に必要な素質
・上司や組織を「機能」させる
・ビジョンを形成する力+ビジョンを実行するための「創造力」
・自分が腹落ちするまで真意を確認する
・気負わず「自然体」で「面白い」と思うことを追求する
参謀はただのフォロワーではありません。
そして、自己顕示欲が強すぎても務まらないのです。
自分の手柄ではなく、上司の手柄にする。
組織の雰囲気をよくし、流れをスムーズにする。
お互いの思考の根底に置いている「ビジョン」を共有したうえで、実行に移していく。
陰ながらそれらの行動を積み重ねてこそ、信頼関係を築いていくものだと感じました。
2.「参謀」としての考え方、思考法
・現場の“どうしようもない現実”が反映されているか?
・「原理原則」を思考の軸とするのが、真の中立的立場
・経営陣の「ビジョン」「戦略」に合致したアイデア
・「合目的的」であれ
・「人間関係は悪いのが普通」と割り切る
全ての答えは戦略本ではなく、現場に落ちています。
メンバーは参謀の背後に権力者を見ます。
だから、権力をかさにきないで、ひたすら話を聞く姿勢と誠意を持って現場に接することが重要です。
常識を厳守し、目的に反することはやらない姿勢を徹底して敵から睨まれないように立ち回る必要があります。
3.上司との関係性
・「勝利」=上司の意志を相手に心から納得してもらうこと
・上司とは闘うぐらいの覚悟で接する
・逃げ道ではなく、緊張感を与える
これが出来てないなと思いました。
上司の意向をどう反映させるかばかりに意識が向いてしまい、違和感を上手く伝えることができなかった時がありました。
そして、上司の意志をうまく説明できず、上司自身を引っ張り出してしまった時もあります。
これではただ手を煩わせているだけで、本領発揮できていません。
自分の「原理原則」を持った上で、おかしいことはおかしいと言う。
受け入れすぎずに時には厳しい道を勧める。
これらが出来てこそ対等な「参謀」になれるのかなと思います。
いかがでしょうか。
リーダーシップだけでなく、参謀のような立場ももっと掘り下げても面白いと思います。
このような「参謀」になって、経営と現場の架け橋になりたいと考えるようになったきっかけの本です。
あなたは、「リーダー」と「参謀」の2択でしたらどちらになりたいですか?どちらもなりたくないですか?
ここまで読んでくださりありがとうございました!