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徒然読書→Positive Reading

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今まで読んだ本の備忘録📕✨ 本同士のつながりもまとめていきたい。
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2022年11月の記事一覧

関ケ原後の老将立花宗茂が主人公の歴史小説【徒然読書69】

関ケ原後の老将立花宗茂が主人公の歴史小説【徒然読書69】

立花宗茂(1567~1643)。

豊臣から徳川の時代を生きた武将です。
最終的に九州の柳川(福岡県)に拠点を置きました。

立花宗茂を知ったのはこの記事で取上げた本がきっかけ。

関ヶ原で豊臣側の西軍に属して不参戦のまま敗北し、領地を取り上げられるものの徳川側に重宝され最終的には西軍で唯一領地を取り戻した。

「日本無双」とも言われ、朝鮮でも死闘を繰り広げて帰ってきた。

この経歴だけでも興味を

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”ほっ”と一息つける、あたたかな小説2冊【徒然読書番外編3】

”ほっ”と一息つける、あたたかな小説2冊【徒然読書番外編3】

心に余裕がないときにこそ、読書をする。
そんな”読書のかたち”もあると思います。

時間もまとめて取れなくて、でも心の揺れというかあたたまるような感覚を味わいたい。

だから、SFや歴史とか難しいものではなくて、軽いけど深い本が欲しい。

そんな時に読んで満足した小説を2冊紹介します。
読了感もすっきり、なので電車の中で読むのにぴったりだと思います!

水墨画の世界にどっぷりつかりながら、”いのち

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グローバル・ヒストリーの概要を学びたいときに読んだ本【徒然読書68】

グローバル・ヒストリーの概要を学びたいときに読んだ本【徒然読書68】

グローバル・ヒストリー。聞いたことがありますでしょうか?

単語だけ聞いたことがあるけど、具体的に通常の歴史学にどういう課題を投げかけているのか、どういう立ち位置にあるのかまでは知りませんでした。

入門書もなかなかないどころか、どの本が”グローバル・ヒストリー”なのかが分からない。

もやもやしていた時に、ピッタリの本を見つけました。

それが、水島司『グローバル・ヒストリー入門』!

この本の

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