💊薬物で異世界に転生した件💊四話
やつの話はすべて本当だった。
俺はここでは誰もが認めるNo.1ホスト。
バースデーイベントの歴代最高の売り上げを叩き出した誰もが認めるホストだ。
ここでは誰もが俺を認めて、必要としてくれる。
そしてこの世界ではハナさんが俺の彼女。
金、権力、名誉、女、薬
全てを手に入れた。
WLは紛れもなく本物。こんなに楽しいなら寿命が半分になっても正直どうでもいいし、いつ死んでもいいと思ってる。
仕事はもちろん順調。
街に出ては声をかけられ写真を求められる。
いろんな有名人にも簡単に会える。
憧れのランボルギーニにも手に入れた。
毎日違う女と遊ぶのも簡単だ。
好きなドラッグも浴びるようにやりまくった。
まさに夢の世界線そのもの。
夢の様な時間は想像と違って早すぎて、あっという間に3年の月日が過ぎていた。
もちろん夢の世界線だから楽しいんだけど、うぜーこともたくさんある。
金を求めて近づいてくる汚い人間が多い。
妬みや嫉妬はそれ以上に多い。
外では誰かに見られているため下手げな行動は絶対にできないし、SNSの発言にも気をつけないといけない。
もちろん夢の世界線だから楽しいんだけど、うざいんだ。
俺が求めた世界なのになぜか笑ってないし、何か満たされない。
続く
※この話は全てフィクションです。
違法薬物を推奨するものではありません。
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