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北欧パッケージのミカタ 絶対評価・相対評価
子供の頃って自由で力強い絵を描いていませんでしたか?しかし成長するにつれ、太陽は赤っぽい色だとか、一点透視図法だとかいう常識やテクニックに流されてしまいます!北欧と日本の食品パッケージにも似たような印象を感じています。
今回は「評価方法」という切り口でパッケージを考えてみます。
食品パッケージデザインの絶対評価・相対評価
グラフィックデザインを学ぶ日本の学生のことを自分なりに想像してみると、
北欧パッケージのミカタ 帰納法・演繹法
皆さんは好きな音楽を聞かれた時、「いくつかの曲名」が思い浮かびますか?「特定のミュージシャン」が思い浮かびますか?
「いくつかの曲名」を思い浮かべる人は「帰納的」、「特定のミュージシャン」を思い浮かべる人は「演繹的」という思考の特徴があるかもしれません!
今回は、目に見えない概念を自分なりに可視化してみます。自分を客観的に見ようとする、いわゆるメタ認知です。
ざっくり言うと(要約)
帰納法
北欧パッケージのミカタ 消費者・生活者
北欧のスーパーに行ったことはありますか?食品の中身は日本と同じはずなのに、パッケージデザインは明らかに違うんです。この違いは何なんだ!!
今回は顧客(ユーザー)という切り口でパッケージを考えてみます。
主観を入れて簡潔にいうと、日本は商品棚で主張する消費者目線のデザイン、北欧は食卓になじむ生活者目線のデザインが多いと感じました。(どちらが正解、不正解という意図はありません)。
ざっくり言うと
北欧パッケージのミカタ 低関与・高関与
日本と北欧の比較で、「化粧品や電化製品」のパッケージデザインは違いがほとんど無いのに、「食品」のパッケージは明らかに違う。この違いは何なんだ!!
今回は食品という切り口でパッケージを考えてみます。
主観を入れて簡潔にいうと、日本は嫌われない守りのデザイン(没個性)、北欧は好きな人は好きな攻めのデザイン(新奇性)が多いと感じました。(どちらが正解、不正解という意図はありません)。
ざっくり言う
北欧パッケージのミカタ はじめに
なんじゃこのステキなデザイン!
中身の分かりやすい食品パッケージデザインに慣れ親しんだ日本人にとって、2007年に初めて見たスウェーデンのパッケージデザインはあまりにも衝撃的でした!パッと見、何の商品だか分からないのです。(冒頭の商品自体に関しては後日記事にします)。
その出来事以降、毎年北欧を訪問し、特定のスーパーで定点観測すること13年。当初は理由も分からずお気に入りの商品を収集していまし