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目の見えない人にもメッセージを届けよう

はじまりは、Twitterへの以下の投稿。

” (できればご協力を)
twitterにて長文を投稿する際、画像を出す方が増えていますよね。
わたしたち #全盲 の場合、そのままでは確認ができません。
画像に説明を追加ボタンから出したところに、本来投稿する予定だった文をコピペしていただければ読めますので、できればお願いします。”

スクーンカップ の事業を始めてもう10年、生理をラクにするツールである
フェムテック製品である「スクーンカップ 」を説明するにあたって、
わたしはこれまで「すべての生理ある人に」という表現をしてきた。

「すべての女性に」と表現しないわけは、ジェンダー問題を尊重してのこと。
カラダは女でも心はそうじゃない人もいる。特にアメリカでは代名詞である
"He" "She"を使わずに、これらの人たちに "They"を使うと徹底している。

そんなスクーンカップが、視覚障害にある人たちに対する配慮が欠けていたという事実に反省とともに気がついた。

Twitter や note ではスクーンカップ の使い方をイラストで表すこともある。

そんな時に、「すべての生理ある人に」と言いながら、実は目の見えない人を排除していたのかもしれない。

画像の「代替テキスト」 機能


note の画像に入れられる "ALT"機能や、Twitterの「代替テキスト」 機能は、視覚障害者も画像の内容が理解しやすくなるように配慮されている。

スマートフォンやPCには画面読み上げソフトという機能があり、そのソフトの読み上げを頼りにする全盲者は多い。

そこでnote や Twitterの文字部分だけでなく、画像にも文字を入れることによって、音声リーダが読み上げることができるということだ。

その機能を知らなかった晴眼者(この言葉の使い方についてはまた今度。視覚障害がないからと言って、はっきりと「晴れた目」で周りを見ることができるかどうかというフィロソフィカルな問題が。。。)が多いようで、わたしもその一人だった。

この「代替えテキスト」は機械的に自動生成される代替テキストと違って、投稿者が自ら入力できるものなので、よりわかりやすい。

クリエータの皆さんももしよければ、私たちが追加できる
「情報」としてシェアぜひしてほしい。


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