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業務改善に立ちはだかる“当たり前”とは②

介護マネジメントコンサルタントの近藤麻耶です。
前回に引き続き、施設での“当たり前”を問い直す方法についてお伝えします。
 

方法① 新人スタッフに聞いてみる


最も簡単にできるのが、新人さんにたずねてみることです。
もちろん、新卒だけではなく、他施設での経験のあるスタッフでもよいと思います。
 
新人さんにとっては、既存スタッフにとっての“当たり前”のことが、違和感を覚えるかもしれません。施設内の文化に慣れてしまう前に、その違和感が何なのかを聞き出せたら、業務改善のヒントになるかもしれません。
 
別の施設での勤務経験のあるスタッフであれば、(良い・悪いは別として)業務のやり方の違いをよく知っています。もし、皆さんの施設の業務で、見直したいことがあれば「前の施設ではどうやっていましたか?」と聞いてみるのも1つの方法だと思います。
 
介護の経験がない人であれば、雑談ベースでもよいので「業務改善のために、客観的な意見が欲しい」ということを伝えたうえで、「どんなところがやりづらいと感じるか」を聞いてみることをお勧めします。
 

方法② 他施設を見学させてもらう


現場管理職の方が、他法人の方と交流する機会を持つことは少ないと思いますが、可能であれば、他施設を見学させてもらうと、得られる情報はたくさんあります。

たとえ「成功事例」ということでなくても、自施設との業務方法の違いに気づくだけで、自分たちにとっての“当たり前”に気づくよいきっかけになるでしょう。
 
同じ法人内で、他の拠点を見たことがない、という方なら、まずは法人内から試してみてはいかがでしょうか。
 
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