ある西欧の心理学の本に出ていた「10代の男の子の夢」としては凄く理解できてしまう人がいる筈の興味深い夢事例
皆さん、こんにちは、noteでイラスト入り夢日記を連載しているヤシロと申します。今回もよろしくお願いします。
私は自身が夢日記などをつけている手前、夢分析に関する心理学や哲学の本もコレクションして読むのが好きなのですが・・・
スイス(チューリッヒのユング研究所)の心理学者が書いた本に、私個人としてはめちゃくちゃ共感した事例があったので、コミック形式にして、紹介します。
私は、自分が男性なので、男性目線で以下のようなコミック形式でまとめましたが、もしかしたら、女性や、いわゆる性的少数者の方でも、「10代の頃」というのはみんな多少は似ているところがあるのでしょうか?わからないから私はこの事例を以下のように男性のハナシとしてまとめましたが、感想如何に?!
この学生さん、どうしてもA子さんの妄想が、夜の夢からも昼間の空想からも出て行ってくれず・・・それでお医者に診察してもらったところ、
相談を受けた医者(事例を記録している著者)がアドバイスしたのは、「そんなに気になる女の子のことを、『考えちゃだめだ、考えちゃだめだ!』と抑え込もうとするから、むしろ執拗に出てきちゃうんじゃないのかな?いっそ、その妄想の中の女の子に対話を持ちかけてみたらどうだ」とのことでした(※このいかにもユング派なアドバイスの肯否は今回の記事では措いておくこととします!)
そこで、学生さんが妄想に出てくる女の子に「どうしてほしいんだ?」と問いかけてみたところ、なんとさっそく、妄想内のA子さんが以下のようなメタw発言を!
やだねえ・・・こんなことでスッキリと解決しちゃうってのは、、、男って生き物はしょせんこんな程度のことなのか・・・と恥ずかしい気持ちになっちゃいつつ・・・
くそお!自分が10代の頃を思い出すと(そして別にモテなかった一男子であったことを思い出すとw)、この事例、なーんか、似たようなことが自分の事例にも思い当たるような点が・・・少なくとも、めちゃくちゃ「あーこのスイスの学生さんの事例、すげえわかる!」と本を読んで頷いちゃった・・・
なお、先ほども少し述べた通り、この事例を紹介した心理学者の方法は、
「たとえ恥ずかしいキモチであったとしても、抑え込もうとしてもできないものは抑え込めないので、むしろ時間限定で一度、『自分のキモチ』を、どんなに認めにくい恥ずかしいものであっても、いったんスナオに受け止めてみるべし」
という方針であるらしく、上記の事例はまだかわいいほうで、もっと暗い欲望や他者への憎悪も、「いったん妄想の中で開放し、吐き出させる」ようにしている模様・・・この治療方法自体には私は実は賛成しきれないところもあるので、今回紹介した事例も「これが妄想への正しい対処方法」だったかどうかは、私にもわからない旨は申し添えておきます・・・ただし・・・「10代の時になーんか似たような方法で、どーしても頭に憑りついちゃっている『あのひとの影』をうまく『忘れる』ことに成功したことがあるゾッ」という方がいるのではないかなニヤリ!と思うて、今回、記事にしてみました・・・いかがでしょう!ニヤリ!
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