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SF映画考察:『マトリックス』は大好きだが初見時からどーしても納得できない「哲学的問題」についてモーフィアスに切り込んでみたらこうなった

※本記事内の参考文献URLおよび参考DVDのURLにはAmazonアフィリエイトリンクを貼らせて頂いております旨、あらかじめご了承ください

皆さん、こんにちは。SF好きのヤシロと申します。

「世界の古典文学のキャラクター達が出てきて現代映画のウンチクを語る」手作りマンガシリーズ、

▼第一話▼

▼第二話▼

▼第三話▼

第一話~第三話ではずーっとB級界隈の話ばかりしていましたが、今回は珍しく大作SF映画を取り上げましたので、

ややいつもの「B級臭」がしない記事のため、ナンバリングはあえて外し、「第四話」ではなく、番外編としてお届けします?!

題材は、

私も大好きな『マトリックス』ですよ!

ただし、いかにも哲学・論理学肌のSF好きらしいひねくれた取り上げ方になっちゃいましたが、、、↓↓↓

※あと、今や『マトリックス』のストーリーを知らない人も珍しいとは思いますが、いちおう、以下、ネタバレ含みになりますので、「まだ『マトリックス』を見たことがない、これから見たい!」という方はご注意ください!

※背景の廃墟はこちらのパブリックドメイン画像を使わせていただきました→https://publicdomainq.net/deterioration-city-ai-generated-0078498/
ここから、時間軸は『マトリックス』第一作のオープニングへとつながります!!(・・・すいません、ウソです・・・)

でも、、、でも、、、私だけとは思えない!哲学的なSF考察が好きな方は、初見の時から、↑『マトリックス』のこの問題、気になりませんでした?

むしろ、どうして、キアヌ・リーブス演じる主人公は、この哲学的問題に悩まず、素直にモーフィアスについていったのだろうと不思議に思いました。

あ、まあ、もちろん↑これはいささかフザけて言っているだけで、私も真の理由はわかっておりますよ。「そんな問題に主人公がいちいち悩んでいたら、そこで映画のストーリーが進まなくなっちゃうから」という物語創作上の都合だってことは勿論w

そして誤解のないように、繰り返しますが、私自身もまた『マトリックス』シリーズの大ファンですし、

そもそも私自身とて、『マトリックス』の映画を見ている間は、こんなことに頭を悩ませてはおらず、アクションや冒険を心から楽しんでおります。ただ、もっと哲学的に複雑怪奇な展開をする、「現実と仮想の境界が壊れていく系」のハードSF名作に慣れていると、「マトリックスの主人公は素直ないい奴だな、、、あれがもし、フィリップKディック文学の主人公とかだったら、ぜったい『もはや俺は誰も信じねえ!』とかこじらせた反応をするのにw」などなど、鑑賞後に、どーしても、思ってしまうのでしたw


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