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あたらしいまいにちノート

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まいにちのあんなこと、こんなこと。
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2019年6月の記事一覧

Nue inc 無事に二日酔いのまま二期目終了

お陰様で本日、無事にNue inc2期目が終了しました。本当、パートナークライアント、一緒に作ってくれたみんな、支えてくれた家族、飲み騒いでくれた友達に感謝です。健全な経営と不健康なプライベートで楽しく今期を終えることができました。 1期目に続き、社員が増えながらも2期目も残業ゼロを達成できたし、弾丸だったけれど社員二人連れて社員旅行へも行くことができました。まだ1歳の子育てに悪戦苦闘しながらも、うちの対応が難しい不可思議な仕事に勤しんだイソさん。あまりの出張の多さに野放し

魂の休憩、引き換えの頭痛

二日酔いの頭痛にバファリンを飲んでいる。はたしてバファリンの使い方はただしいのだろう、わからない。仕事が忙しい。ありがたいことだ。でも、しっかり遊びたいという二足のわらじで生きていると果てしなく体力が奪われていく。 ここ最近、家でご飯が食べれてない。今日こそ家でご飯だと思ったらトークイベントの司会をしなければいけなかった。今日の予定を今日知るスタイル。これは危険だ。 お仕事の関係各位のおかげもあり、ぬえさんは二期目を無事に終えることができました。計算通り利益残しすぎず、来期

現実ってのは、なかなか手強い

大人になると「現実ってのは、なかなか手強い」なんてことに気づいてしまうのだと思った。わりと僕は大人になり、働きながらお金を稼ぎ、全ての選択が自分の責任下にある…そんな事実に気づいた時「超面白いじゃん」と思えた性格である。でも、そうじゃない人もたくさんいたんだと思う。 のびのびと自分の責任下で選んだことで行動していって、うまく行くことも失敗することもたくさんあった。なんどもガッツポーズをしたし、何度も謝った。うまくいくときはいい、でも結構な打率の低さだ。大抵の失敗で「現実とい

遠い夏休み

京丹後の八丁浜に立っている。仕事でバタバタと移動しながら資料書いたり、会議を終え夜な夜な資料でも書こうかと諦め混じりの出張だったのが、飯がうまいし現地の人は個性的で僕の好きなタイプな人間ばかりで気がつけば古墳と歴史の話を教会のバーでバナナジュースを飲みながら談笑する深夜帯に至る。 実際、この仕事でいくらのフィーが発生するのかわかっていない。商売人としてあるまじきな感じではあるが、うちの仕事割とそういうものが多い。これいつか社員に怒られるやつだ。社長しっかりしてください、と。

🕶🐹📱

目が痛い。屋外にいる時間が長いと陽射しが目に刺さる。色素が薄いからじゃない?と言われるが本当に関係あるのだろうか。どっかでサングラスは無くしてしまったのでAmazonで適当に買う。 すっごい目が楽になった。サングラス一つでグッとストレスが消える。この陽射しから目を守るという単一機能なのに暮らしの質が段違い。 この前、妻が買ってきたネギ専用のスライサーも感動した。あのよくラーメンとかに入ってる薄いネギがサクサクできる。ただそれだけの機能なのに感動がある。 友達のデザイン事

ダメな自分らしさというものを大切に

17時にのれんをくぐる。お店のあかりはまだついていない。 ガラガラと引き戸をあけるとおばあちゃんが一人カウンターで掃除をしている。もういけるかな?の質問に、あら久しぶりねと可愛い笑顔。 僕は定期的に仕事をサボる。色々過密なスケジュールで打ち合わせがぎゅうぎゅう。毎日いろんなことの決定が重なって、その度に鰹節を削るみたいに自分の何かを削り落としている感じがある。 残業をしないルールになってから出来るだけ仕事時間に無駄はものはいれないようにしている。歳を重ねて徹夜なんてできな

読む価値がない日記

むくりと目を覚ますと子供達が学校へ行く準備をしている。風邪がやっと治ったので学校が楽しみみたい。昨日お風呂で話してて可愛いなと思った。普段はあれだけ面倒くさがってるのに、友達の力は偉大だ。 元気よく登校すると家は静かに。 軽く二度寝。スッとおきていくつか仕事。 近場で打ち合わせなのでiPadだけ手ぶらで持って色々相談。ひとつやってみたいことが実現できそうだ。やりたいことを目の前に財布の紐は緩くなる。 家に戻ると新顔猫のはてなが、すごい話しかけてくる。うんうん、そうだなとや

より遠くを眺めたい。

「世界はこうなっていくだろう」ってことを実はみんなわかってる。 でも、「全然違ったじゃん」と発言の責任を取らされると思って口にしない。 僕はそれで命が取られるなんてことがないことを知っているので自信ありげにいつも世界の先の話をする。 遠くを見つめる時、僕らは目を細める。 そのさらに遠くを見ようとしたら? そう僕らは目を閉じる。想像するしかないんだ。 これは誰だって同じ。天才も飲兵衛も同じ。 未来はイメージするしか見ることはできない。 まもなく世界はこう変わる。だから今これ

腹八分目は難しい

腹八分目というのがいかに難しいか。 この人生において「よし八分目にしておこう」と控えめに食せた記憶はない。そこには圧倒的な人間の胆力が必要じゃないかと思うのだ。 猫に缶詰をあげる。もう缶を取る音を遠くから察知して小走りでくる。目がらんらんしているのがわかる。缶詰を与えた途端に一斉にガブガブ食べる。それをしゃがんで眺めると「飲み物?」ってくらい高速に消えていく。 ちょっと所用で地下室にものを取りに行く。 そんな僕を追い越してにゃにゃにゃと尻尾を太くしたうちの猫が先を急ぐ。ど

お仕事ダイエット理論

手書きが最速だ。いろんなものが便利になった。 頭の中にあるイメージを言葉に変えることもできるが、ささっと描いてしまうにこしたことはない。絵が上手い下手関係なく伝わればいい。最終的なクオリティはデザイナーたちと詰めていくわけでプロセスの中にいれば、クオリティより速度と深度。そう思っている。 タブレットのおかげでぺぺっと描ける。 その間にも色々通知が入る。あとで返信。そう思って描き進める。 いろんなプロジェクトが動いている。今、僕の頭の中にスタックしてしまってるアイデアをできる

おてんとさまが見ている?

招き猫は実在するのかもしれない。 小判を抱えた誰もが知る置物。あの招き猫は福を招くわけで、我が家で野良猫を引き取ろうと決めた時から、家に来て面倒を見るまで新しい仕事の相談が相次いでいる。これはこの子達が運んだ福かもしれない。と打ち合わせでクライアントと話していると「いや、そこは今までの努力でしょう」と笑われた。 自分の努力か、猫たちの運んでくれた福かは知らないが、忙しくも楽しいプロジェクトの打ち合わせをハシゴしている。うとうとと移動中に眠りに落ちるのは、子猫たちを見守るため

優しくあれる唯一の方法

週末は基本働かない(働きたくない)のだけど、面白い相談が多く週末も家を出がちなここ数ヶ月。 久々に何もない週末に巨大なゲージを担いで妻と猫を引き取りに出かけた。 子猫の三姉妹。うちと妻の実家で手分けして引き取ることに。どんな争いごとでも止めてしまいそうな破壊力。いろんな生き物を作った神様が実在するならば「あんたすげーよ、大した仕事だ」つってビールをいっぱい奢るだろう。 なんか6日くらいかけて世界を作ったらしい神の残りの休日は猫と遊んでたんじゃないか。なんなら水曜日くらいに

家族が増える。

夜、喉が渇き冷蔵庫を開けるとビールが1本だけあった。 しめしめと思いながら一人プシュッとビールをあける。 その音にビビったうちの猫が隣で急に威嚇のポーズをとる。 大丈夫、これは世界を平和にする人類の発明だから。 危険がないと理解した猫は勝手に気に入ったZOZOの段ボールに丸く収まる。 何か彼にとって良い悪いがダンボール選びにあるようだ。 ココと名付けられた猫は我が家に来て3年がたつ。息子が小一のころ、下校時に拾ってきた猫だ。 もう一匹は黒猫のベルカ、妻と同棲しているときに

これは表現です。

「カテゴライズされることは怖い」と思った。昔から思ってはいたけど明確な言葉になったのは、つい最近のことかもしれない。なので僕の名刺には肩書きがない。うちの会社が何をやるのかもわからない。ビジネスの上ではフリな装い。何屋かわからないところに仕事は来ない。看板のない飲食店みたいなもので入りにくい。 それでも結局「私たちは何者か」ということを言及しない。 一度はしようとも思ったが、うん意味ないねという結論にいたった。 僕の性格として「2度と同じものは作りたくない」というのが根底に