読む価値がない日記

むくりと目を覚ますと子供達が学校へ行く準備をしている。風邪がやっと治ったので学校が楽しみみたい。昨日お風呂で話してて可愛いなと思った。普段はあれだけ面倒くさがってるのに、友達の力は偉大だ。

元気よく登校すると家は静かに。
軽く二度寝。スッとおきていくつか仕事。
近場で打ち合わせなのでiPadだけ手ぶらで持って色々相談。ひとつやってみたいことが実現できそうだ。やりたいことを目の前に財布の紐は緩くなる。

家に戻ると新顔猫のはてなが、すごい話しかけてくる。うんうん、そうだなとやりとりしてると寝転がったうちで一番大きな猫の妻が子猫にレスポンスすると夜鳴きが酷くなるらしいと教えてもらう。それでもついリアクションをしてしまう。可愛いを前に人は無力だ。

大抵真っ黒の服を着ている。人は僕らの仕事が黒子だからとか、撮影の反射に映り込んでも目立たないようにとか、すごくカッコ良さげなイメージを持ってくれているが、これは僕がよくソースを溢すからだと言い出せない。

京都駅は人でたくさん。イキった若者が道を譲らず迷惑かけながらドシドシ歩いてた。向かえ側からいかにも弱そうなサラリーマンがスマホを見て歩いてる。あ、これぶつかる&もめる。と思ったら衝突したサラリーマンがビクともせず若者が尻餅ついた。え?強いの?サラリーマンはいい人で謝りながら若者を立たせ足早に消えていった。

大阪へ着くと大量の警察官G20の警備で西から東から様々ナンバーのパトカー。私服警官もいっぱいで、オーラでわかってしまうんだね。あ、もしかしてさっきのサラリーマンって!?とか想像しながら黙々歩く。

大阪での打ち合わせを終え、たくさんの警官を眺めて思う。ここで奇行をしたらすぐ職質されるのかな?
なんだか何歳になってもやってはいけないギリギリのラインに立つとソワソワする。でもいい大人だ迷惑はかけtrはいけない。

京都での打ち合わせに戻るために阪急電車に揺られる。となりのおばさんは眠たそうでコクコクしてる間に眠ってしまった。今はメトロノームのように左右に揺れている。すごい揺れるものでチラッと隣を見ると目を開けて寝ていた。やめて、ホラー。

ギリギリ次の打ち合わせに間に合いそう。
到着するまで今日あったことを淡々と書き連ねる。
電車の中はみんな眠たそう。僕も少しだけ寝よう。

価値のない日記かもしれないが誰かの退屈は潰れるかもな。

いただいたお金は子どもに本でも買おうかと思ってます。