【ラン＆グルメ】林試の森公園ラン、からの、うな重弁当！（目黒区〜品川区）

目黒区と品川区にまたがり、閑静な住宅地に位置する、林試の森公園。明治時代から存在する緑地で、かつて国の林業試験場であったこの公園は、その由来どおり、木々が豊かに生い茂る都会のオアシス。休日ともなると、家族連れ、カップル、ランナーでにぎわっている。周回コースは約1.2キロとのこと。日陰が多いのは、紫外線が気になるお年頃のアラフィフ女子ランナーには大変嬉しい。

こちらに来た時には、必ず立ち寄るのが、目黒不動尊こと瀧泉寺。林試の森公園の東門を下ったところに、参道がある。目黒不動尊は、不動明王さまをご本尊とする、由緒ある天台宗の寺院。敷地が広々としており、都会のオアシスであり、かつ、パワースポット。長い石段を上り（筋トレにもなる！）、お詣りをするのがルーティンになっている。

目黒不動尊の参道にあるのが、1960年創業の「八ッ目や　にしむら」さん。鰻料理の名店である。いつもうなぎの良い香りが、ご近所に漂っていて、食欲をそそる。そして、いつもこのお店の前には、とても長い行列ができている。一時間待ちはザラらしい。

この日は、コロナの影響もあり、店内飲食はお休みで、店頭販売とデリバリーのみとのことだ。そのせいか、待っている人もそれほど多くない。

近年鰻はお値段が高く、なかなか手がでにくいが、外出自粛中のつらい在宅勤務を頑張っている自分にご褒美、ということで、思い切って今日は奮発することにする。

うな重弁当（中）2450円を購入。林試の森公園まで戻り、ベンチに座っていただくことにする。タレと山椒は別になっていて、自分の好きな量だけかけることができる。

うーん、至福のひととき。

コロナ禍の今、長居は無用なので、食べ終わって早々に引き返すが、自然と歴史と伝統を感じながらうな重をいただけて、束の間の幸せを味わえた。これからも、様々な制約があるなか、ひとりでも味わえる小さな幸せや楽しみを見つけていきたい。