【裁縫録0043】 ポッキーの袋ポーチ
お菓子袋ポーチを作ってみたい
ツイッターのハンドメイド系アカウントをいくつかフォローしたら、お菓子袋のビニールを縫ってファスナーをつけたポーチの画像が流れてきた。これ可愛いし面白そう! どうやらググってみたら、数年前にインスタとかで流行ったみたいですね…そういえばどっかで見たことある気がする。
両面テープとか使って縫わずに作るタイプと、縫うタイプがあるみたい。縫わずに作るのは工作感覚でできてお子様にもおすすめみたいだけど、縫った方が「それっぽい」見た目になるし、剥がれにくそうな気がする。せっかくミシンもあるし、縫ってみますかね。
ポッキーの袋で
作りたかったのは暴君ハバネロの袋。理由はあのハバネロのキャラが好きだから。…でも近所のよく行く店にはなかった! 代わりにと言ってはなんだが、ポッキーの大袋(個包装されたのが9袋で入ってるタイプ)を発見。ひとつはノーマル、もうひとつはいちご味。よし、これかわいいから使おう!
1人でこの量のポッキーを貪り食うのも、メタボ夫と山分けするのもやばいので、中身は職場の共用お菓子入れに放り込んでおくことに。といいつつその日のうちに3パック貪り食ったんだけど。
材料は百均で
必要なものはファスナー。そして、お菓子の袋だけでは簡単に破れてしまうので補強材が必要だ。ファスナーは以前4本入り110円で買ったものの残りがあるのでそれを使おう。
補強の方だが、裏面には梱包用の透明テープ(以前百均で買ったものが家にあった)を使う。オモテ面にはダイソーの透明テーブルクロスを切って重ねるとよい…とのことだったが、家の近くのまぁまぁな規模のダイソーで見つけられなかった。それなら…とラミネートフィルムを探してみたら、クリアタイプのホログラムシートなるものがあったので「これは可愛いかも!」と急遽変更。ポッキーやキャンディ類みたいな女児好みのお菓子には合うと思う。スナック系との相性は微妙かな〜。
ちなみにダイソーには暴君ハバネロもあったのでつい買ってしまったが、これはまた次の機会に。
ビニールは縫いにくいらしい
手持ちの20cmのファスナーに合わせたサイズで作る。2種類のポッキーの袋を23cm×13cmにカットし、裏面をマステで机に貼り付けて伸ばした状態でオモテ面にホログラムシートを貼り、ひっくり返して裏面に透明テープを貼る。透明テープがきれいに並行に貼れてないけど、外からは見えないからまぁいっか。
ビニールはミシンでうまく送られないので縫いにくいらしい。こういうものを縫う時にはテフロン押さえというのを使うそうだが、標準の付属品には入ってないし、かといってわざわざ買うほど多用するとも思えないよなぁ…。普通の押さえで縫うときは、上下に薄い紙を挟むと良いというTips を見つけた。ああ、薄物とか紐とか、布送りが難しい時の定番のやり方ですね。
というわけでハトロン紙を上下にマステで貼り付けた。ファスナーわきのステッチをする時には、ハトロン紙を重ねると縫う場所がわかりにくくなったので、ハトロン紙に線を引いてその上を縫うことに。
あ、そうだ、普通の布にファスナーをつける時は、アイロンで接着できる両面テープで仮止めすることが多いけど、今回はアイロンが使えない素材なので、家にあったノーマルの両面テープを細く切って仮止めに使ってみたよ。
最後の最後でずれた
そんなわけでいろいろ策を講じてみたところそれほど縫いにくさも感じず、ファスナーつけはわりときれいにできたのだが、その後2枚の生地をあわせて周囲をコの字に縫うところで失敗! 縫い終わって見てみるとなぜか最後がずれていて醜い…。
ビニールは一度縫ったら穴が開いちゃうから、解いでやり直すのはやめた方がいいよね…というわけでこのまま完成となってしまった。
遠目には、頭のゆるい女児が持ってそうなかわいいポーチにはなったけど…う〜む、なんでずれたんだろうねぇ…。
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