【裁縫録0127】 ナマケモノアロハシャツ
セール品ワゴンの中から
去年の秋ごろに日暮里繊維街のトマトで、セール品のワゴンに無造作に積まれた生地の中から、こんなのを見つけた。
ナマケモノさんだ!かわいい!
長さは1.6m。ちょっとしたトップスなら作れるな…。とりあえず買っておこう♪
アロハシャツにしよう
しかしこれ、結構厚手でしっかりしたオックスの生地なのだ。こういうのでふわっとしたガーリーなもの作ってもイメージ通りにならないし、あんまり着心地が良くなかったりするんだよな…。
多分ある程度カチッとした感じのシャツにするのがベストだろう。長袖のシャツにはちょっと尺が足りないかな?というわけで、去年作ったのと同じパターンでアロハシャツを仕立てることにした。
型紙はこちら。ミシン目に沿って簡単にカットできる縫い代つき型紙で、とても便利。紙質もハトロン紙よりだいぶ丈夫なので、何度も繰り返し作りそうなベーシックなパターンには良さそうだ。
襟のひと手間
しばらくは冬物の暖かいものばかり作っていたが、GWを過ぎると一気に暑くなるはず…ということで4月中に取り掛かった。一度作ってるパターンだし、思い出しながらやればまぁそんなに大変じゃないでしょ…と思いきや、案外覚えてなくて手こずった。
え〜と、なんか皺がよったまま縫い込んでるじゃねぇか…ハイ解きましょうね〜。
そして今回は、襟をつくる時に、型紙付属の解説には書かれていなかったひと手間を加えてみる。
表襟と裏襟を合わせて縫う時に、表襟側に少しゆるみを持たせないと、折り返した時に襟がそり返ってしまうのだそうで。
こんな感じに表襟を外にして折ってからクリップ留めして縫ってみた。
この「うさこの洋裁工房」というサイトにはこれに限らず、洋裁本の作り方解説では端折られてしまうような部分縫いのコツがたくさん載ってて結構使える!
久々の布ループ
布ループの作り方は何度かやってるからもう大丈夫だよね?と思ったが…、
今回は生地が分厚くてゴワゴワしてるせいかうまく返せずぐちゃぐちゃになった。
分厚い布だと少し太めに作る必要があるね。
2回目で成功♪
ボタンホール
今回楽しみにしていたのがボタンホールづくり。JUKI f550-jでボタンホール縫いをするのは初めてなのだ。JUKIの家庭用ミシンのボタンホールは精度が高いらしい。
説明書通りにボタンホール押さえをセット。以前使ってたシンガーミシンにはなかったのは、押さえを取り替えるだけじゃなくてなんかケーブルで接続するところ。
これぞコンピューターミシンって感じだわね。
出来上がりはこんな感じ。
しかし、最後の作業のボタンつけはキライ…っていうか手縫い全般がキライ。ミシン糸を2本どりにして縫ってると途中で糸が絡まってやり直し〜とかも多いんだよね…。
…こんな風に。
粗はあるが…
数日かけてまぁどうにか完成。
襟がきれいに縫えてないね…。
なぜこうなる…。
着てみたら襟と見頃・ヨークの縫い合わせのところは見えないし、オモテから見て変な皺もよってなかったからまぁいいかなってことで…。
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