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「なんで私だけ、頑張らないといけないの?」と思ったら。

小2の長男の剣道の日。
剣道の練習は90分間。

その間、私は5歳の次男と一緒に剣道場で待つ。

この時期の剣道場は、サウナ状態。
座っているだけなのに、汗が止まらない。

20時。練習が終わりやっとの思いで家に帰ると部屋に明かりが灯っていた。

いつもより早く夫が帰宅していた。

ソファでアイスを食べている夫を横目に私は急いで子どもたちをお風呂に入れ、バタバタと寝る準備を進める。

「なんで私だけ頑張らないといけないの?」

夫はゆっくりしている。
私だって休みたいのに、休む間もなく動き続けている。

「なんで私だけ頑張らないといけないの?」
「私ばっかり、頑張ってる」

そんなとき、決まってこんな感情が沸き起こる。

そして、この感情に囚われたら最後、不幸の思考回路に陥る。

「私だけ」「私ばっかり」が不幸のはじまり。

「私だけ」「私ばっかり」から始まる思考は、一気に視野が狭くなる。

なぜなら、その思考は
「自分のこと」しか考えられなくなっている状態だから。

夫は、ソファでゆっくりしている。
子どもたちも自由にすごしている。
それなのに、私だけが家族のために頑張っている。(ように思える)

でも、実際はどうだろう。

夫は家族のために仕事を頑張っているし、
子どもたちも自分たちなりに頑張っている。

たしかに、「今」頑張って動いているのは
自分だけかもしれない。

でも、頑張っているのは、私だけではないのだ。

「私だけ」思考に気づいたら、視野を広げるようにする

誰しも、「私だけ」「私ばっかり」と感じる状況はあるはず。

でも、この思考が始まると、
自分のことばかりに意識が向き視野が狭くなる。

周りにいる人たちの頑張り(その時はくつろいでいたとしても)に気づくことができない。

もし、自分がこの思考に陥ったと気づいたら、その思考をストップしよう。

今、自分が頑張っているその作業をやめても支障がないなら、一旦、休憩しよう。

「休みたい」「ゆっくりしたい」「やりたくない」

そんなネガティブな感情を抑えて一生懸命頑張ってイライラしたり不機嫌になったりするのは、自分にとっても家族にとっても苦しいはずだ。

少し狭くなった視野を広げてみよう。

「頑張ってるのは私だけじゃない」と思えたら。
心の力も体の力も自然と抜けていくはずだ。


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