見出し画像

「ワンオペ育児で余裕がない記憶」しか、ない。

小2の長男の冬休みの宿題に
「成長アルバムを作ろう」
というものがあった。

0歳から7歳までの写真と
成長記録を書く、というもの。

0歳、1歳までは
母子手帳に記録があるけど

2歳差の次男が生まれてからは
記録どころか記憶もない。

その頃の私は、ワンオペ育児真っ最中で
その日を乗り切ることで精一杯だった。

写真はたくさんあるけど、
いつ何ができるようになったとか
何が好きで何が嫌いだったかとか
思い出せない。


気づけば長男は7歳、次男は6歳。

忙しい時こそ、記録がいる。

スマホさえあれば、
いつでも手軽に写真を撮れる。

手軽さゆえに、
手に負えないほどの枚数になっていることも。

今回、息子の宿題をやってみて
写真はたくさんあるのに、
写真以外の記憶が呼び戻せないというのが
少し切なかった。

「ワンオペで、そんな余裕はない」
「毎日が手一杯」
「時間がない」

育児中は本当に忙しいし、
肉体的にも精神的にも限界だ。

だからこそ、記録がいるのだ。

忙しい時期ほど、思い出せない。

でも、もし今の自分が
当時の自分にアドバイスを送れるなら。

メモでも
付箋でも
ノートの切れ端でも
殴り書きでもいい。

写真だけじゃ思い出せない
子どもたちのことを書いて、残して欲しい。

そう言いたい。

忙しかった時期ほど、記憶が残っていない。
「忙しかった」記憶しかないのだ。

今になって、そのことに気づいたからだ。

大切な思い出を
置き去りにしてしまわないためにも、
写真だけじゃない記録を残しておきたいものだ。

この記事が参加している募集

#子どもの成長記録

31,581件

#最近の一枚

12,855件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?